(以下引用)
倉持さん:自閉スペクトラム症はどれくらいの割合のお子さんにみられるものなのか、原因などはわかっているのでしょうか?
龍先生:原因ははっきりとは分かっていませんが、遺伝的な要因と環境要因の組み合わせによるものと考えられており、決してお母さんのせいではありません。発症率は、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の発表では31人に1人、世界では100人に1人程度とされていますが、日本では正式な統計が取られていません。男女比は男の子の方が多いとされますが、女の子は特性を周囲に合わせて学習で覆い隠す「カモフラージュ」をしやすいため、実際の差はそれほど大きくない可能性もあります。児童精神科では、実際にどのようなことを言われましたか?
倉持さん:児童精神科を受診したのは湊が2歳半のときです。診察室に入って30秒ほどで、先生から「おそらく自閉スペクトラム症の可能性が高いです」と言われました。そんなにすぐ分かるものなんだ、と驚きました。「定型発達(身体的·知的·社会的·情緒的な発達が平均的な範囲に収まる状態)の子なら、知らない先生を見て固まったり、怖がってお母さんにしがみついたりすることが多いけれど、湊くんは僕を一切見ずに、部屋の中のおもちゃで遊んだり、部屋そのものを歩き回ったりしていましたこれは自閉スペクトラム症の特性のひとつです」と説明されました。
龍先生:そのときは、どのようなお気持ちでしたか?
倉持さん:夫は「なるほど」と受け止めていましたが、私はその場で涙がポロポロ出てしまうくらいショックを受けました。診断がついたときにまず思ったのは、この先湊はどうなるんだろうということでした。もともと、なんとなく漠然とした未来は描いていたのですが、それが崩れる感覚がありました。自分自身、この先仕事を続けられるのか、辞めた方がいいのだろうか、ということも含めて、いろいろなことを考えました。
龍先生:その後、実際にはどのような検査を受けられたのでしょうか?
倉持さん:別日に田中ビネー知能検査(子どもの知的発達の程度を調べる代表的な検査)を受けました。診察の結果も踏まえて、自閉スペクトラム症の診断が正式に下りました。
(中略)
倉持さん:早く気づいてあげることには、どのような意味があるのでしょうか?
龍先生:早期に見つかることの一番のメリットは、予防的な関わりができることです。例えば30秒しか座っていられないお子さんを「座りなさい」と叱り続けるのではなく、30秒座れたことを褒めてあげることで、少しずつ座っていられる時間が伸び、自己肯定感や自己効力感も育っていきます。1歳半健診は早期発見の大切な機会で、保健師さんも特性の発見に特化したトレーニングを受けています。3歳児健診や5歳児健診で気づかれることもありますし、小学校や中学校、大人になってから気づくケースもあります。
倉持さん:診断を受けたとき、私自身とてもショックだったのですが、そうした保護者は多いのでしょうか?
龍先生:診断を受けた保護者の約6割が抑うつ状態になるとも言われているので、私たち医師の側にも十分な配慮が必要だと感じています。気になる様子が続く場合は、一人で抱え込まず、まずは健診や地域の相談窓口、医療機関に相談してみてください。
🧩倉持由香、息子の「自閉スペクトラム症」診断にショックで涙… 見逃していた乳幼児期のサインとは
— Medical DOC(メディカルドック)医療メディア (@MedicalDOC1) August 7, 2026
タレントの倉持由香さんが息子の発達障害と診断された際の葛藤を告白。
「男の子は言葉が遅いだけ」と様子を見ていた乳幼児期のサインや早期気づきの重要性を専門医が解説します。
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この話題にネットでは
「医療機関にかかったところで、母親の人生をかける事実は変わらないわけで…」
「早いうちの療育は大事だよー。きちんと受けておくと、将来限りなく普通の社会人になれることも多いし」
「変わらないけど、一緒に考えてくれる人、話に耳を傾けてくれる人がいるのといないのとでは違うよ。少なくども私は子どもの医師や、療育の先生、支援級の先生方がいてくださるからなんとか頑張ってる」
「うちの子も同じ障害だったわ。いろいろ調べてみたけど知的あるなしでだいぶ変わると思う」
「そう思う、、知り合いで診断受けた子数人いるけど、知的なかったら皆普通に中堅高校行って大学行ってた。少し変わった子位の認識だったよ」
「なんか最近障害持ってる子供多くない?なんで?」
「昔と違って親がちゃんと受診させてるから」
「早期療育の重要性が知られて健診とかで、療育すすめられたり、療育の前段階の集まりみたいな取り組みをすすめられたりもある。昔ならスルーされた「ちょっと変わった子」が診断ついてる」
という声も。