堀江貴文「持ち家=幸せは過去のもの」

 TOP

スポンサーリンク
集英社オンラインがホリエモンこと堀江貴文氏の新書「あり金は全部使え」から、「持ち家=幸せという価値観は過去のもの」と断言する根拠を抜粋して紹介しています。

(以下引用)

平成が終わったいま、家を持つ必要性はどこにもない。むしろ、数千万円ものローンを組むことは、高い確率で破綻するリスクを抱えるようなものだ。

まず持ち家には、固定資産税がかかる。ローンの金利もとられる。建物の上物の価値は年々減価していく。比較的安定していると言われる地価にも、景気によって大幅な変動リスクがある。

快適な生活空間を保つために、壁や屋根、水回りなど、いくつもの消耗箇所のメンテナンスを続けていかねばならない。また持ち家は、ライフスタイルの変化への対応が困難だ。

世帯の中心である父や母が若いうちはいいけれど、高齢になれば平気だったはずの廊下の小さな段差や階段が、だんだん辛くなってくる。いずれ転倒防止のバリアフリー化の手間がかかるかもしれない。

30代ぐらいの感覚で選んだ(または新築した)家に、数十年後もそのまま気持ちよく住み続けられる可能性は、かなり低いはずだ。

持ち家の最大のデメリットは、移動の制限だ。

一度家を買ったら、簡単には引っ越しができない。先述のような不具合に耐えられなかったり、天災などで修復できなかったり、隣人トラブルに巻きこまれたりした場合でも、すぐ売れなければ、我慢して住み続けねばならない。もしくは一生、その家に住み続けなくてはいけない悲惨なパターンも、ありえるだろう。

時代は、激しく変化している。

収入や健康状態、家族関係、すべて一定の状態で継続される保証はないのだ。天災に遭ってしまう不運からも、日本に住んでいる限り、完全に逃れることはできない。そのような情勢にあって、移動のきかない持ち家の所有は、かなり大きなリスクだ。

持ち家=幸せという価値観はすでに過去のものだ。

快適な住まいが欲しいなら、フレキシブルに移動していこう。ライフスタイルに応じて、賃貸住宅を次々に替えていくのが、一番の方法だ。



この話題にネットでは

「子供がいたら家あった方が良いぞ」

「私のまわりでは10年くらい前まで理論派は賃貸派が多かった気がするけど、家庭を持ち歳を重ねたからかみな続々と持ち家派になっていく…」

「今のホリエモンが推してるってことは持ち家が正解か。。」

「極論が目に余るのは置いといて、昔からの習慣的な価値観を改めて考え直すことは賛成」

「持ち家賃貸論争。ホリエモンなどが賃貸派の筆頭なんだろうけど、私は俄然持ち家派だよ。賃貸だろうが持ち家でローン抱えていようが身軽な奴は身軽だし、決断できないやつは出来ない」

「「貯金も持ち家も捨てろ」というホリエモン節。だが、これを鵜呑みにするのは危険。彼は「いつでも稼げる能力」があるから貯金も家も不要なだけ。凡人が真似して貯金ゼロ・賃貸暮らしで老後を迎えたら、ただの「詰み」。天才の生存戦略と、凡人の生存戦略(資産形成)は違う」

「なんとなく、離婚のトラウマからの、家庭以外での幸せの獲得への意地みたいなものを感じる…」

「人によって幸せは違うので決めつけは良くないですね」

という声も。



  • ホリエモン「あり金は全部使え」のレビュー


  • 感想を投稿

    名前
    コメント

    誹謗中傷、個人情報、URL、自演、公序良俗に反する投稿は禁止です。当サイトへの要望・要求などはメールでご連絡ください。コメント欄だと見落とすことがあります。

    みんなのコメント

    名前 : この人は 2025/12/11 10:45
    老後もホームとかに入る金があるから問題ない。庶民は老後に賃貸だったら悲惨…。借りるとこねーよ。家と庭でほそぼそと野菜育てれば生きていける。
    名前 : あ 2025/12/11 09:37
    そう主張している堀江さんが、そこまで幸せそうでもないのが物悲しい
    スポンサーリンク