(以下引用)
ステージには和装で登場し、代表曲『丸ノ内サディスティック』などを熱唱した椎名。その前方には、旭日旗に酷似したミニフラッグを一丸となって振るファンたちの姿があったのだ。
(中略)
“軍国主義を彷彿とさせる”などとして、旭日旗にネガティブなイメージはいまも持つ人は少なくない。椎名のステージでファンが旭日旗を模したミニフラッグを振る様子はXでも拡散され、拒否反応を訴える声が相次ぐことに。
《ウワ、椎名林檎ってフェスでも旭日旗振らせてんのか…気持ち悪い》
《私はまさに中2の時椎名林檎にハマって、ファッション軍国主義も普通にカッコいいと思ってしまっていたが、今はもう「痛い」「ダサい」「危険」としか思えない》
《またかよ椎名林檎…… 擬似ヘルプマークグッズの件といい、この擬似旭日旗といい…この表象が『カッコいい』と思ってる感性が無理すぎる》
こうした声が上がるのは、椎名がこれまで旭日旗をモチーフとしたグッズを販売していた経緯があるからだろう。
しかし、ある音楽ライターは「ファンたちが振っていた“旭日旗フラッグ”は最近のグッズではない」と指摘し、こう説明する。
「椎名さんのグッズで、初めて旭日旗をモチーフにした商品が販売されたのは’08年ですが、旭日旗を模したミニフラッグが販売されたのはソロコンサート『林檎博’14』が最初でした。その後、旭日旗を模したミニフラッグは『林檎博’18』でも販売されましたが、昨年の『林檎博’24』ではミニフラッグは変わらず販売されたものの旭日旗オマージュのデザインではなくなっていました。(中略)」
実際、Xでは《この旭日旗、 たしか2008年か2018年のツアーグッズなので、今新しく何かやらかした訳ではないということは申し添えておきたい》《椎名林檎の旭日旗って結構前からな気がするけどな》と椎名を擁護する声も上がっている。
この揃った旗振り、本人も意気揚々と。これに気色悪さを覚えない戦後80年の夏、よっぽどそちらの方がお花畑やん。https://t.co/PSflasKYka
— R-study106 (@Rstudy) August 19, 2025
最近の椎名林檎は旭日旗どころかもう何も隠さなくなってきたから凄いですよ。ただの右翼ごっこ遊びじゃなくなりました。自民党で講演なんかもしてますし、この間の選挙中に合わせて上げた新曲のMVがこれ。 pic.twitter.com/StNvdMUwfK
— さん (@sanukiudon555) August 19, 2025
椎名林檎のライブで旭日旗風のグッズが販売されてたらしい。炎上してるようだが、文句言うなら甲子園の朝日新聞の社旗も文句言わんとな。 pic.twitter.com/8sg5Qu0VAs
— まつぼっくり (@yujim98837901) August 19, 2025
椎名林檎の右翼的なノリや思想には私自身も賛同できないですが、旭日旗を模したデザインそのものを“悪”とするような「本当にキモい」という言葉は些か暴力的に思います。古くからハレの縁起物として有名ですし、江戸時代では浮世絵の背景、今でも大漁旗のデザインとして使用されています。 https://t.co/s31svUT1L4 pic.twitter.com/OsWxcx450T
— 🌷 (@zzzoysm_z) August 19, 2025
この話題にネットでは
「煽るね~」
「旭日旗に過剰反応しすぎじゃない?前はそんなこと言わなかったでしょ」
「今年でもどこかの漫画家が正月おめでとうの画像をSNSにアップして敏感な人達が攻撃しまくってたな。日の出を旭日旗にしか見えないから変えろと」
「椎名林檎って昔からずっとこんな感じじゃん。何を今更」
「旭日旗、そりゃ戦争のシンボルだけではないかもしれないけど、あんな使い方はダメ。椎名林檎が「東京大漁」とかいって、船に乗りながらあの旗を振るなら許される」
「そもそも、旭日旗は祝いの旗。 軍が使う前からあった旗。 それに浮世絵にも大漁旗にも使われてる。 日本が嫌いな人が、旭日旗を批判するんでしょう」
「椎名林檎の旭日旗もどき。あれを東南アジア各国でやってみ? 椎名林檎を擁護する連中もやってみ? あるいは韓国、中国、台湾、香港で。 絶対できへんはずや。 自分はファシストです、レイシストですって自己紹介してるのと同じやからな」
「椎名林檎の旭日旗チックな旗、NHKに出る時も振って見せろよとは思っちゃうね」
という声も。