(以下)
関係者によると、大宮さんは昨年から周囲に体調不良を訴える機会が増えていた。自らが主宰しクリエーターを育てる「エリー学園」を今年2月にクローズするなど、活動の幅を縮小していた。
インスタグラムの更新回数も減り、2月3日の配信では「ちょっと声が出にくいので、筆談でやりたいと思います」と伝えた。何度もせき込みながら、自身の姿は写さずに節分の鬼のイラストを描く工程だけを撮影し、「無病息災!!」とイラストの横に書き込んだ。
最後の投稿は3月6日だった。
大宮さんは東大薬学部卒業後、電通でCMディレクターなどを務めた。電通所属でありながら、04年からNHKのコント仕立てのドラマ「サラリーマンNEO」の脚本チームに参加した。
本格的に脚本を書こうと思い立ったのは、俳優の緒形拳さんと一緒にCMの仕事をした時。大宮さんの才能を認めた緒形さんに「演劇とか長いものは書かないのか」と言われたのがきっかけだった。
独立した06年に、ショートムービー「海でのはなし。」(宮崎あおい、西島秀俊出演)で脚本と監督を務め、話題を集めた。その後もワイドショーのコメンテーター、エッセーの執筆など多才ぶりを発揮した。
— 大宮エリー (@tsubu_ellie) April 26, 2025
この話題にネットでは
「え、びっくり」
「若いなぁ」
「驚いた…何の病気だったんだろう」
「ワイドショーのコメンテーターで時々出てるイメージだからビックリです。49歳、早すぎる…」
「東大出身だよね。今年に入って東大にまつわる対談のエッセイも出版されてた」
「大宮エリーさんが手がけたテレビCMで、青少年の自殺をテーマにした「屋上の少女編」を何度も何度も見て挫けそうになっていた心が救われていました、ものすごく悲しい。こんなに心に残るものを作れる人が早く亡くなるなんて…本当に信じられない。公式サイトからの誘導でYouTubeにCM動画上がっているのでみんなにも見てほしい」
「私も覚えてる!人生の素敵な事はだいたい最後のほうに起こるってキャッチフレーズすごいなって思った」
という声も。