養老孟司「1日で退社する若者」に指摘

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「バカの壁」などのベストセラーで知られる養老孟司さんが、新著「人生の壁」の中で"入社1日で退社する若者"が持っておいたほうがいい視点を指摘しているとデイリー新潮が記事にしています。

(以下引用)

もちろん養老さんは、若者に対して「自分に合った仕事を探すな」「とにかく周りの言うことを聞いて我慢しろ」などと言っているわけではない。

心身にダメージを与えるようなブラックな職場からは逃げることも進めている。一方で、会社、あるいは社会全体に強い不満を抱えがちな人に、こんな視点を持つことも勧めている。

「何歳になっても子どものような人、成熟しない人は困ったものです。大学で働くようになってからは、そういうタイプの人への対処もしなければなりませんでした。簡単に言えば、尻ぬぐいをする必要があったのです。

こういう人の最大の問題点は、世の中を受け入れていないということです。当人たちは世の中が自分を受け入れてくれないことに不満を感じているかもしれません。

実際に、その通りなのですが、実は同時に自分もまた世の中を受け入れていないことがわかっていない。

『世間』にはさまざまな決まりがある。ゲームのルールは先に決まっているという点も理解しなければならない。ところが、世間のルールを自分が決められないことに納得できない人が一定数います。

『俺に相談なく勝手に決めやがって』

何をどう思おうが、どれだけ不満を抱こうが、自分よりも「世間」は先に存在している。この大前提は理解しておく必要があります」



この話題にネットでは

「さすが分かりやすい文章で看破してんなあ」

「「世の中を受け入れていないということです」響いた。自分も若い頃、そうだった」

「さすがに入社1日で退社は速すぎるw」

「社会に出るという事が解ってない。自由を履き違えて主張ばかり。自己評価どんだけ高いんだよ」

「まぁ新卒で入社して花形部署である企画系部署なんか行けるはずもない。行っても何の役にも立たないのが事実です」

「1日目って「あーこんな感じか」ってわかるから私の場合、だいたいどれくらい続けるか1日目で決めてしまう」

「「ゲームのルールは先に決まっている」若者に納得させるのに上手い言い方」

「「ゲームのルールがおかしい。そんなゲームはしない」=「初日に退社」って事なんだよな。自分が無双出来るゲーム(そんなものはない)を探し続ければいい」

という声も。



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