フリーアナウンサーの古舘伊知郎さん(70)が3月24日のYouTubeチャンネルで、マイナンバーカードに運転免許証機能を持たせて一体化するマイナ免許証について「マイナ免許証はやめておけ。免許証に絡む利権」というタイトルで持論を展開しました。
(以下引用)
マイナ免許証のメリットとして「更新手数料がお得になる」という側面があるが、これに関しては「見え見えの誘導」と指摘。
(中略)
また、海外で使用できない可能性なども含め「平デジタル大臣自身も2枚持ちをおススメすると言ってるわけですよ。そうなると、なんで一体化しなきゃいけないの?という疑問もでてくる」とあきれた様子。
万が一紛失した場合の復旧手続きの煩雑さや、アプリを使用した更新による更新忘れの問題、さらに免許証紐づけと実用までのタイムラグなどさまざまな問題点が山積みであるといい「制度設計が練れてないんですよ。先に走っちゃってんですよ。デジタル化の大義のもとに」とため息をついた。
そして「免許センターは一大産業。警察がその利権を一手に握っているわけですから、それを容易に手放すわけがない」と絡む利権について言及し「交通安全協会というところは退職した警察官の天下り先ですから、警察から委託される委託料が収入の多くを占めている。これがある限り、マイナ免許証のシステムにメリットはそうは生まれないと私は思っている」と独自の目線で分析した。
(中略)
「マイナカードは今後さらにいろんな資格を紐づけしようとしていくらしいけれども、一体どこに向かっているのかわからなくなって、分岐のたびに混乱する気がしてならない」と指摘し「マイナ免許証に関しては慎重にいかなければならないですよね」と締めくくった。
この話題にネットでは
「そうです。更新時期がずれているので本当に分かりにくい。免許証の中身も見えなくなるし、一体化するメリットは感じられません。いくら手続きが安くなると言ってもデメリットの方が大きい」
「いろんな状況の人がいる中で手数料で差をつけるなんて姑息な手段ですね。何がなんでも一体化させようといういやらしさがありますね」
「マイナカードの一番の問題は、トラブルが起きた時に国が責任を取らない事だと思う。そんなだからセキュリティ的に怖すぎるんだよな」
「便利と安全(セキュリティ)は別」
「今の政府は何かと利権を絡めるので怖い」
「世の中高齢化と言われて何で高齢の方に難しい事ばかりやるんだ。今まで通りでええやん」
「そもそも、大事な個人番号マイナンバーを、常時持ち歩かせる、というのが理解出来ませんまだ保険証なら、医者に行く時だけですが、免許証はホントに常時所持ですよ?紛失の可能性の確率は上がる」
「最初は基本的に家に保管しておくもので、手続きが簡略化されるとか言っていたような気がします。あらこれ紐づけてと言われ、手続きにマイナンバーを書き込む手間が増えただけですね」
「なんでこんなポンコツシステムのまんま推し進めとんねん」
という声も。