(以下引用)
ちゃんみな:最近の“怒らない文化”に対して「これでいいの?」と思うところがあります。怒ることはエネルギーが必要です。私が「No No Girls」で一番難しかったのも「怒ること」でした。
今の社会に必要なのは“おかんバイブス”だと思っています。おかんって、こっちのために怒ってくれている雰囲気を出すのがすごく上手なんです。
今は無関心な方が無難な世の中です。例えば電車で一人で泣いている高校生ぐらいの女の子に対して声をかける人は今の社会にどれだけいるか。
ちょっとお節介なおかんバイブスを持っている人は「あんたどうしたの? 何かあったの?」というふうに話しかける。そういう温かさがもう少しあれば「人っていいな」と思える人が増えると思っています。
(中略)
あと、“ババア”って悪い言葉に聞こえますが、私はすごく好きな言葉なんです。(中略)最近はあまりエネルギーを消費しないように、相手や自分を守るために思っている意見が強くあっても怒らずぐっとこらえることを繰り返して結局自滅してしまうことも多い。
でもババア精神を持っていると、理不尽なことを言われても「こんなことできるわけないじゃない! よく考えてみなさいよ!」って怒ることができる。エネルギーを持っている人を見ると元気がもらえるじゃないですか。だから「世にもっとババアを」と思っています(笑)。
(中略)
――出産後、どんな内面的な変化を感じているのだろうか。
ちゃんみな:子どもが生まれる前は「いつ死んでも後悔がない」と思っていて、「どうやって生きたいか」ではなく「どうやって死にたいか」を考えて生きていました。子どもが生まれてからは「生きないと」と思うようになりました。
「一言でも多く話をしてあげたいし、1時間でも多く一緒にいてあげたい」と思う存在ができたのが不思議です。「この子が大きくなって道に迷った時に助けてあげなければいけない。私が死んでしまったらそれができなくなる」と思うと生きなければいけない。できるだけ長く見守ってあげたいです。
ちゃんみな「世にもっとババアを」 今の社会に必要なのは“おかんバイブス” https://t.co/MpOngbCB29
— AERA (@AERAnetjp) March 12, 2025
この話題にネットでは
「かっけーwww このまま貫いてほしいわw」
「今の時代、受け手の方が無関心な人を強要していると思ってた」
「「おかん」になる人が減ってるからな」
「昔はおせっかいなおばちゃんが世話してたから、内向的な人たちが結婚、再婚できてたしなあ」
「関西人って若い子も男も女もおばさんマインドで生きてるよね。なんかあったら「どぉぉぉしたあああん!?」って声かけてくる人老若男女問わずいる」
「おかん的親切は一歩間違えると老害扱いされるからなぁ」
「声掛ける方は損しかないよね。神経使って言葉選んでも迷惑!みたいな事言われかねないんだから」
「「子どもが生まれてからは「生きないと」と思うようになりました。」これはいわれているよね。この子をおいて死ねないと強くなる」
「そう、私も生きなきゃ!ってなった。でもね、子供達が大きくなって1人暮らしし始めてから、もう私はお役御免!私はいつどうなってもいいや!に戻ったわ」
「生きる理由を作るために、だから結婚して家庭を持つんだなぁって思った。1人で生きてくには人生長過ぎる。もて余してるアラフォーです」
「瀕死の目に遭ったとき、赤ちゃんのいる女性の蘇生率が高いと言われているよね。なんか分かる」
という声も。