(以下引用)
問題視された動画は、「絶対にすっぴんを見せたくない女VSなんとかサインをもらわなければいけない配達員」という文章とともに投稿。
女性がすっぴんを見られたくないため、対面での受け取りサインを拒否。スムーズに荷物の受け渡しができない様子をコミカルに描いたものだった。
《つい最近、郵便局員を装った男が女性宅に押し入って金を奪い強姦した事件の裁判があったばかりだよね 日本郵政公式アカウントが警戒する女を「すっぴん気にしてるから」って印象つけるの?おもしろいと思ってんの?》
《普通に郵便配達員を装って上がり込む犯罪者もいるのに女性の自衛を理解できない人間が茶化さないでほしい》
といった批判が殺到。
(中略)
IT系ライターは、今回の炎上は「必然だった」と苦笑する。
「今回の動画は日本郵政と映像クリエイター集団『こねこフィルム』が立ち上げた、動画レーベル『こやぎフィルム』が制作したものです。『こねこフィルム』はユーモアと皮肉を織り交ぜた作風でバズる動画を多数送り出す一方、大炎上した過去があるなど批判が絶えないんです」
こねこフィルムは2023年10月に公開した『痴漢冤罪』という動画が大炎上。男性が電車内で居眠りをしてもたれかかってきた女性を起こしたところ、「痴漢ですよ」と声を上げられ、周囲の乗客から取り押さえられるという内容のものだった。
今回のすっぴん女性の動画がこねこフィルムが制作したものだと知ったユーザーからは、さまざまな声が上がることに。
日本郵政があの女を馬鹿にした動画を消したとのことなので、消すと増えるの法則を発動しておく。 pic.twitter.com/KBv2MKvJS0
— メルカト (@m_r_c_t_) March 6, 2025
「痴漢冤罪」動画で炎上した“こねこフィルム”に制作を依頼して、女性の防犯意識を揶揄するPRを打ち出したのに、謝罪これだけ?
— 女たちのデータベース広場 (@females_db_park) March 6, 2025
なにが問題かわかってないけど怒られててヤバそうだから消したの?
これが日本郵政の体質ってこと? https://t.co/WsbOVMFyMZ pic.twitter.com/lsJqSuBTM8
この話題にネットでは
「気持ちが悪いな。これを「ウケる!」と思って製作してしまうセンスよ」
「ドア開けないと「すっぴん隠したいんやなw」ってなる風潮は確かに危ない」
「別に警戒してる女が全員=すっぴん見られたくない ではない」
「どの企業も「面白い」に全振りしようとするけどこれまで通り普通でいいんだよ」
「むしろこれまで通りの価値観だから炎上したんちゃうの?」
「子育てて忙しい時も安心!出なくてOKみたいな動画じゃあかんのか」
「日本郵政、こんな事に無駄金使ってる場合かよ‥」
という声も。