(以下引用)
「この子が思春期を迎えるころ、どんな時代になっているのだろう」スマホ片手に赤ちゃんの寝顔を見ながら、そんなことを考えることが増えた。
このままアンパンマンのジムメリーに夢中なままでいてくれと思ってしまう。愛と勇気だけが友だちさ~♪という世界観のまま、大人になってほしい。だが、社会と切り離して子育てするなんて無理な話だ。
若い女性のSNSには、「足太すぎ死にたい」「自分のビジュ悪すぎ鬱」などなど、本気かポジショントークかはわからないが、自分の容姿が原因で死にたくなるほど落ち込んでいるという投稿がチラホラ見られる。
そして、最近の高校生の話題で多いのは整形についてだと年頃の娘さんを持つ人に聞いた。例えば、「2ミリ目頭切開したい」「私は鼻先にヒアルロン酸入れたい」など理想の整形プランについて妄想して盛り上がるというものだ。
容姿にまつわる言葉を作ったのは大人だけど、抗うのも大人の責任だ。
容姿だけが全てではない、もっと大切なことがあるってことを大人がもっと大きい声で言わなきゃという焦りからこの原稿を書いている。
「美容整形のCM多すぎ問題」これにも危機意識を抱いている。
テレビをつければ美容整形のCMばかり。広告費を出せる企業が減ってきていることも相まってなのだろうか。このところ美容外科クリニックのテレビCMが激増している。
(中略)
悩んでる人の力になりたい。この気持ちは美容医療に携わる人たちと同じだと思う。だが、ただ普通に生きてるだけなのに広告によって、あなたの容姿は恥ずべきものだという気持ちにさせるのは違うのではないだろうか。
なぜなら、コンプレックスに漬け込まれると人はいとも簡単に扇動されるからだ。大人でさえそうなのだから、まだ自分の軸を持ち合わせていない少年少女たちならなおさら。そこに付けこんだ売り込みになっていないだろうか。
【バービーが出産して「この国は子どもたちに危険すぎる」と思った理由】https://t.co/DKlqLywuII
— FRaU(フラウ) (@frau_tw) December 29, 2024
前回の連載で金髪にしたあとの反応で「親の外見」について自身の思いを率直に綴った #バービー…
この話題にネットでは
「共感しかない。骨格分け、ブルベイエベ分け、顔のパーツや配置が何cm、、、疲れる。整形煽る言葉は辞めて欲しいし、ビジュって言葉も好きじゃない。自分は自分でいさせてくれる世の中であってほしい」
「日本だけじゃなくてSNSのせいでどこの国もだいたいそうだと思う」
「こういう人ほどスマホ見すぎってことに気づいてない」
「ほんと、俯瞰してる立場のつもりのバービーこそどうなんだとしか思わなかった」
「スマホ見過ぎがどうとかの話ではないと思うし、仮にそうだとしても未成熟な子どもと大人ではまた別じゃない?」
「「スマホ片手に赤ちゃんの寝顔を見ながら」これがもう今の時代よね」
「バービーも美容命で生きてきた側でしょうに」
「子供のネットは規制していいと思う。悪影響が大きすぎる」
「本当に思う。SNSからイジメや鬱、加工からの整形依存。色々な問題が生じる」
「でも規制してる親が、明けても暮れてもスマホ見てるんだから、説得力ないのよね」
「大人ですらSNSって危険じゃん。それが未熟な子供がやったら病むに決まってる」
「ルッキズムを流行らせてるのは美容整形業界」
という声も。