(以下引用)
「復興応援割」とは、石川県・能登半島地域への旅行費用の7割を補助するもの。すでに、石川県などでは「北陸応援割」を実施していたが、それよりも補助率の高い支援策を実施するという方針だ。
同番組では、2024年1月1日に震度7の大地震に見舞われた、能登半島地域の現状を特集。とくに奥能登地域では、復興応援割を使える段階に至っていないことなどを伝えた。
たけしは「基本的には、復興を手助けする人たちが泊まって、作業ができることが最優先なんですよ」と強調。
そして、「それ(復興)が終わらない限り、ホテルの宿泊なんかに7割負担しようが、そんなことはどうでもいい。その前にそのカネを全部注ぎ込んで、まず復興支援する人の作業をしやすい状況を早く作らなきゃ無理なのに、なんでそれ(復興)ができた後のことみたいにやるかな」と、岸田首相の方針に強く異を唱えた。
(中略)
本誌は「復興応援割」が打ち出された翌日の7月2日、被災地である「輪島朝市組合」の担当者に電話で話を聞いていた。
地震によって大規模な火災が発生し、甚大な被害が出た輪島市の「朝市通り」。約240棟の建物が全焼し、復興へはまだまだ時間がかかる。
担当者は「『復興応援割』は、いまではない」と次のように話していた。
「輪島朝市も、まずは売るものが必要ですが、それは何かというと漁港で獲れた魚です。だから、まずは港が直らないといけない。そして、宿泊施設の整備があってこその輪島朝市だと思っています。
もちろん、朝市もいままでにないようなものとして、再興したいと思いますけど、周囲の環境が整わないうちに、観光客の方だけ来られても、難しいですよね。そうなると結局、金沢から往復で来るしかなく、金沢は儲かるかもしれませんが……」
「復興応援割」では、現在も被災復興を目指している地域のプラスにはならない、というのが地元の認識のようだった。
たけし、岸田首相の「応援割」へ「復興作業が最優先」異議唱え賛同続々…現地が抱く“かわいそう旅”への懸念#SmartFLASH #タレント #ビートたけし #ビートたけしのTVタックル #岸田文雄 #石川県https://t.co/py6ciAFIjP
— SmartFLASH (@info_smafla) August 12, 2024
この話題にネットでは
「ど正論!」
「何で素直に復興金出さないのかな」
「中抜きとかやりにくいんじゃない?それとか観光業界の組織票狙いとか」
「岸田って余計なお金使うことばっか企画するよね。あと、多分どこか特定の人が儲かる仕組みなんだろうなーって事」
「補助金好きだよね。電気やガソリン補助金でやってます感だされるけど、その補助金はお前の私財じゃなくて、国民の血税から企業に補助金入れてるだけじゃねぇかと毎回思う」
「応援は口実。自分たちに見返りがある業界へのばら撒きってだけ」
「応援割とかマイナポイントとか下請け仲介業者を肥えさせるためにあえて回りくどい制度をつくる。自民党は万事これ」
「これ国がやらなくて誰がやるの?税金は何に使ってるの?第一優先くらいの話じゃない?」
「応援割やるくらいだから現地のインフラは回復してるのかと思ったら仮設住宅すらできてないって…。観光する気分にならないよ」
という声も。