(以下引用)
征爾さんの死去から4か月が経っても、「世界のオザワ」を悼む人の気持ちは消えなかった。5月26日、水戸芸術館(茨城県)で征爾さんの「お別れ会」が開催された。
(中略)
お別れ会の終盤、挨拶に立ったのが、征爾さんの長女でエッセイストの小澤征良さん(52才)だった。
「征良さんは、時折感極まって涙声になりながら、“父の魂でつながった音楽を聴いて、父は生きていると感じました。お別れだとは思っていません。父の魂はみなさんの音楽の中にいます”と、感謝を伝えていました。征爾さんの孫にあたる、征良さんの9才の長男も会場にいました」(会の参加者)
(中略)
その日、征爾さんの長男で、征良さんの弟にあたる俳優の小澤征悦(50才)と、妻でNHKの桑子真帆アナウンサー(37才)の姿はなかった。
「征悦さんは、その日都合がつかなかったというより、会そのものに招かれていなかったようです」(別の音楽関係者)
もちろん、征悦に征爾さんを偲ぶ気持ちがないわけではない。水戸での「お別れ会」に先立つ4月14日、征悦は、征爾さんが中高を過ごし、自身の母校でもある成城学園で行われた「お別れの会」に出席し、声を詰まらせながら挨拶した。
逆にその日、会場に集まった1300人の中に、征良さんはいなかったという。
かつて征良さんは、エッセイストの内田也哉子さん(48才)との雑誌の対談で、《魂のファミリーツリー》について語ったことがある。
《父と私と息子は同じ霊系(魂の系列)》
《私は父と息子に出会うために生まれてきたのかなあと。そう考えるとすごく腑に落ちて、人生の地図が見えた気がする。3人で魂のチームメイトみたいに感じるのかもね》
それを象徴するように、前述の征良さんのメッセージでは、征爾さんと征良さん、そして征良さんの長男の3人のエピソードが紹介された。一方、征悦の存在にはまったく触れられなかった。
(中略)
海外で活躍していた頃の征爾さんには、毎年3億円近い収入があったとされる。さらに、音楽監督料や商標使用料も莫大で、ハワイやロサンゼルス、パリ、スイスなどに所有する別荘などを合わせると、全盛期の資産は30億円をくだらないとみられていた。
「征爾さんの生前から姉弟は意見が合わなくなっていた。2つのお別れの会が開かれ、2人が顔を合わせなかったあたり、父の死後もその関係は修復されていないのかもしれません。お金に代えられない征爾さんの“遺産”はもちろん、そういった資産を今後どう管理するか、といったことも、姉弟の間の溝を深いものにしているようです」(前出・別の音楽関係者)
小澤征爾さん「お別れ会」に長男・小澤征悦と妻・桑子真帆アナは参加せず
— NEWSポストセブン (@news_postseven) June 15, 2024
遺産管理を巡り実姉との間に深い溝https://t.co/VIX7Xxlg09
「征悦さんは、その日都合がつかなかったというより、会そのものに招かれていなかったようです」 pic.twitter.com/SoPdJbSxT1
この話題にネットでは
「なんだ争族交響曲第一楽章が始まってたのかw」
「姉が強そうだね」
「魂云々分かるけど何か変なのにハマってないか?姉さん」
「親族同士のお金問題めっちゃ嫌💦」
「お金って本当に怖い… 血が繋がっていても揉める時は揉めます。 そういう人、周りで沢山見てきたから🙁」
「小澤征爾さんは遺言書を残しておかなかったのかしら? 遺産を巡る争いは、仲のよかった兄弟姉妹をも鬼にするからなぁ」
「金があるとろくなことはない」
「お金なんか残すもんやないで。寄付したほうが人の為」
「資産家の遺族、特に兄弟姉妹のもめ事は拗れやすく醜い」
「大きな家はいろいろあるんだろうけどなぁ…」
「めんどくさ家族 そこに桑子お似合いw」
「小澤征爾さんの指揮する曲は素敵だったから今の揉め事話を目にするとかなしい」
「“金の切れ目が縁の切れ目” 世の中のお父さんお母さん ボケない内に「公正証書」作って置きましょう それは一番の子供孝行🥰」
「相続人と専門家が協議し、故人の思い出と業績を大切にする方向で最適解を見出してほしい」
という声も。