(以下引用)
「俺、Uber Eatsを今、やってるんですよ。(中略)なんか趣味持たなきゃ、ってなるじゃないですか。自転車を趣味にしようと思ったんですよ。でも東京走ってても、行きたい場所も見たい景色も何にもないんですよ。(中略)でもUber Eatsの配達員だけ、オーラが違うんですよ。漕いでる時の。なんかね、どこかに向かう必要がある人のオーラが出てるんですよ」
(中略)
若林は、面接が不要ということでUber Eatsにすぐに登録したと明かす。
「配達(のオーダーが)来るじゃないですか。で、受け取るじゃないですか。(オーダー受けたからには)絶対に行かなきゃいけないじゃないですか。絶対に行かなきゃいけない場所があるってね、灰色だった街がカラフルになるんですよ」
なんとも満足気な若林なのだった。
このエピソード、いい話にも聞こえなくもないが、「唯一の収入源がUber Eatsの稼ぎ」という必死のパッチで生きるためにやっている人たちは、どう感じるだろうか。
先日、関東地方で記録的な大雨が降った際のニュースで、そんな悪天候の中で商品を届けるUber Eats配達員の姿が流れていたのだが、その彼が言うには「雨の日は配達料にプラスしてボーナスがもらえる」。
物価高が続くこのご時世に、わずか数百円のボーナスのために、雨に濡れながら必死に自転車を漕ぐ姿に、目頭が熱くなった。
あまつさえ、若林が「師匠」と慕うピン芸人のTAIGAに至っては、芸人としての稼ぎだけでは家族を養えないがゆえに、Uber Eatsの仕事で生計を立てていることがよく知られているというのに…。
「実際にやってみて、彼らの苦労がよくわかった」と言うのならまだしも、本当にただの趣味だけでUber Eats配達員をやっているのだとすれば、それは全てが充足した者の、ただの戯れでしかない。
オードリー若林さん
— とみ壱 (@UETJUBER) May 16, 2024
ウーバー配達の魅力に気づいてしまう pic.twitter.com/EB8sVeIYTa
この話題にネットでは
「趣味がウーバーと職業ウーバーは違うわな」
「本業とは別に、気分転換に全然違うことやるのは趣味と言っていいのでは?」
「行動力あるのは素直にすごい」
「こんなことまで批判するのはさすがに揚げ足取りすぎるわ。」
「まぁでも配達してもらう側としては丁寧に迅速に届けてくれたらどうでもいいです」
「昔嫌だと言っていた芸人像に自分がなってることに気づいてるかな」
「もし若林が売れない芸人で食べていくためにウーバーやってるような立場だったら、こういう発言する芸能人ボロクソ言ってただろうなと記事読んで思った。拗らせキャラで他人に文句ばかり言う芸風で売れると後々自分にブーメラン突き刺さること多いね」
「若林はまだいい方で、山ちゃんとか岩井とか」
「それは有吉に言ってあげてほしい」
「ちゃんと仕事やってれば問題ないと思うけど。満たされないものがあるのかな」
「仕事で成功して愛する家族がいてそれでもまだ埋まらない何かがあるのかと思ってしまうよね。まぁ単に無趣味だからとか運動の為ってだけなのかもしれないけど」
「趣味でバイトしてる金持ちだって他にもいるよきっと」
「労働して対価貰ってるんだから他人がとやかく言うことかな。働く目的はそれぞれなんだし」
「そんなこと言ってたら何もできなくない?趣味で農作物作って道の駅で売ったら専業農家さんに申し訳ないとか。趣味で芸術活動したりもできなくない?」
「申し訳無いの意味がわからないよね。誰だって複数のどんな仕事して良い権利があるんだから」
「お金持ちの余裕を感じて不快」
「若林の場合、芸能人なのにウーバーで働いちゃう自分に酔ってそうではある」
という声も。