(以下引用)
次第に演歌歌手、男性歌手として活動することへの複雑な思いを吐露するようになった。
「苦悩する本心を隠さなくなり、『30代の頃は朝起きたら“氷川きよしになる”ことがつらくて眠れなかった』と打ち明けたこともある。
演歌界の貴公子と呼ばれることに抵抗を覚えていたようで、2019年の紅白では囲み取材で『(これからは)きーちゃんらしく。きよしくんにはさよなら』と発言し、報道陣を驚かせました」(芸能リポーター)
同年の紅白で、氷川は「紅白限界突破スペシャルメドレー」を披露し、着物で一節歌った後、黒いラメ入りの衣装に着替えて『限界突破×サバイバー』を熱唱。ヘッドバンギングしながら、激しくロックを歌う姿がお茶の間の度肝を抜いた。
「既存のイメージとの“決別”を宣言した氷川さんは呼び名を自ら“キー”に改めた後、自然体で生きるという意味でnaturalを加えたKIINAと名乗るようになりました。
10代の頃から自分らしさを追求してきた氷川さんにとって、社会がつくり上げた固定観念やジェンダーを超えることは積年の願い。
『60才になってズンドコは歌いたくない』と本音を漏らしたこともあり、演歌路線にこだわる前事務所とは、いつしか考え方にズレが生じるようになっていたようです」(前出・芸能関係者)
(中略)
5月上旬の昼下がり、氷川はスタッフとともに都内の大型スーパーに出かけていた。黒いキャップをかぶり、白いTシャツにベストを羽織ったスポーティな装いで足元も軽い。
本誌記者が声をかけると「事務所の人に話さないように言われてるの」とすまなそうな顔で話したが、復帰前と印象は変わらず、表情も晴れやかだった。
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレhttps://t.co/hw0tFIFgN2
— NEWSポストセブン (@news_postseven) May 12, 2024
本誌記者が声をかけると「事務所の人に話さないように言われてるの」とすまなそうな顔で話したが、復帰前と印象は変わらず、表情も晴れやかだった。#氷川きよし
この話題にネットでは
「ズンハラ辞めたげて!!」
「ジェンダー的なアレはさておき、ズンドコ歌うのは悪くないと思うんだけどな、マツケンサンバ的な感じで」
「ずっと事務所の言うこと聞いて言われた路線でやってきたんだろうからもういいじゃん」
「年配のファンの方はどう思ってるんだろ。きーちゃんのこと」
「あれ位吹っ切れたセカンドステージに移行したら割と付いていきそう」
「私の中のきよしの代表曲は限界突破サバイバーだよ。ズンドコも好きだけどね」
「自分らしく生きるって普通の人だって難しいと思う。なにかしらの我慢して生きてるもんね。どんなことでも頑張っている人は応援したい」
という声も。