前日の5日には「病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な「家族」と、世の中で一番大事な「芝居」を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから」と投稿し、フォロワーから心配の声が寄せられていました。
「強迫性障害」。小学生時に発症。あまりにキツく「memo」という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 6, 2024
病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な「家族」と、世の中で一番大事な「芝居」を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 5, 2024
強迫性障害についてハフポストが兵庫医科大学で精神科神経科学主任教授を務める松永寿人さんに聞いています。
(以下引用)
例えば、「吊り革に触ると新型コロナに感染するかもしれない」「カギをかけ忘れて家に泥棒が入るかもしれない」などの考え(強迫観念)にとらわれることで強烈な不安に駆られ、「何時間も手を洗う」「カギがかかっているか何十回も確認する」などの行動(強迫行為)を、それがばかばかしく過剰であるとわかりながら制御できずに繰り返してしまう病気です。
強迫性障害は、ある日突然発症するような病気ではありません。健康な状態から少しずつ病的な状態へと移行していきます。すなわち「手の内」にある思考や行動が、いつの間にか「手に持て余す」ものへと変貌していくのです。
例えば、コロナを恐れて手を洗うこと自体は誰にでもありますよね。しかし、何度手を洗っても安心できない、さらには繰り返すほどに不安が強くなる状態に陥り、頭にこびりついた思考やそれを解消するための行為が制御できなくて、生活全般に支障をきたすレベルになれば病的と言えます。
強迫性障害を発症している人は、人口の約1、2%程度いると推定されています。その傾向があるグレーゾーンの人を含めると、さらに多いと思います。
この話題にネットでは
「佐藤二朗さんも強迫性障害だったってことに驚きを隠せない」
「強迫性障害は本当につらい病気ですよね…他の人からは一切わからない。 だけど、こわいんです。つらいんです。 あの恐怖といったら…」
「佐藤二朗さんは、豪快で明るい人だと思っていました。強迫性障害は繊細で完璧主義な人がなりやすいとググって知りました」
「うん、そうかもなと思っていた😅 なんか、わかるんだよな…😅」
「同じ病気です。 辛いんですよ」
「「強迫性障害」とは思えないご活躍」
「佐藤二朗さん…知らなかった そんな病気を持って仕事をこなしていらしたとは…」
「佐藤二朗さんも、もしかしたらお仕事しているときは症状が出ないのかな。 先月末から通院している強迫症専門病院の先生も、息子がゲームが好きだって言ったら「夢中になるものがあることはとても良いことだよ」って仰ってたな」
「症状は人それぞれだけどきついのよ 自分でも無駄な事してるとわかってても…」
「佐藤二朗氏の告白も、正直有り難いなと思ってしまう。 『そっか、あの人もそんな大変なのにあんなに立派になったのか』と思える」
「佐藤二朗も強迫性障害だったんだーー。あの病気つらいよほんと。好きな芸能人が仲間で勝手に安心してる」
という声も。