(以下引用)
10月9日放送の初回視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)は7・8%だった。月9史上ワースト記録を更新した前作「真夏のシンデレラ」の初回6・9%は上回った。
ところが、16日放送の第2話で、いきなり5・5%まで落ちたのだ。民放プロデューサーは言う。
「第2話にして初回を見た視聴者の約3割が離れたことになります。『真夏のシンデレラ』の第2話は5・4%でしたから、下落率で言えば『ONE DAY』のほうが大きい。最近のフジはAVOD(広告付き無料動画配信)で稼ごうとしているとはいえ、このままで行けば大変なことになるかもしれません。まさに緊急事態と言っていいでしょう」
(中略)
なぜ、こんな事態に?
「初回は、横浜の山下埠頭で発生した銃殺事件の容疑者となり逃亡する二宮と、それを報じるローカルテレビ局(横浜テレビ)でキャスターを務める中谷、さらに、横浜市内で老舗レストランを営む大沢が交互に描かれました。
異なる場所で同時に起きているシーンを交互に繋ぐクロスカッティング(パラレル編集)と呼ばれる見せ方については、『面白い!』という声もネット上には上がっていました。
これは映画学校の教科書にも出てくる、昔からある手法です。米国の人気ドラマ『24―TWENTY FOUR―』などでも散々使われていましたが、若い人には新鮮だったのかもしれません」
「24」同様、「ONE DAY」も1日の出来事を1クールかけて描くドラマだ。
「第2話では、さらにクロスカッティングが多用されていました。警視庁組織犯罪対策部の管理官・江口に会うため、容疑者・二宮が危険を冒して横浜署に潜入するシーンでは、迷い犬を探して横浜署にやって来た佐藤とのニアミスが交互に描かれてから、二宮と江口が対面する。
『一体、どうなる?』というところで、大沢のレストランが強制的にカットイン。ところが、レストランのシーンはコメディ要素が強いので、それまでのスピード感や緊張感が一気になくなります。
さらに、話の筋とは全く関係なさそうでいて、キャラが濃い総白髪の佐藤のキテレツとも言える衣装が、また興を削いでいく。大沢のレストラン警備に残った番犬のような警察官も執拗に映し出されますが、何の意味があるのかさっぱりわからない。とにかく話が頭に入らないんです。不必要な描写が多過ぎで、私などはストーリーに集中できませんでした」
月9「ONE DAY」超豪華なキャストなのに第2話で視聴率急落「とにかくストーリーが頭の中に…」https://t.co/3EwCaCV8dD
— デイリー新潮 (@dailyshincho) October 23, 2023
豪華キャストで話題の今季の秋ドラマといえば、フジテレビの月9「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」。
ところが、視聴率がダダ下がりなのだ。一体、なぜ?#デイリー新潮
この話題にネットでは
「わかる。とっちらかった様な印象のドラマ」
「視聴率が急落って、それって完全におもろないやつやん」
「シリアスにしたいのかコミカルにしたいのかよくわからない」
「大沢たかおがもったいない」
「なんかまだよくわからない。わりと集中して観てるのに場面が違う話に変わるから疲れる。大沢たかお好きだから観てるのにレストランの話がつまらないなと思う」
「大沢たかおの役は何であんなに独り言を喋るのか理由を教えてほしい」
「1話の半分で脱落したよ」
「1話で脱落してしまった…あちこちに場面が飛びすぎて話に集中できない」
「中谷美紀、大沢たかおと佐藤浩市か江口洋介のトリプル主演ならなんか大人のドラマな感じがして見てみたい」
「わかるわー 二宮がなんか違うんだよなー」
「中村アンが相変わらず下手くそ。キーになる人物っぽいから、もっと上手い人に演って欲しかった」
「今日更に下げたらほんとヤバい」
という声も。