(以下引用)
初めての「おばあちゃん役」が公表されたのは、3月の完成報告会見だった。90本目のメガホンとなる山田監督は「ミューズ(女神)のような吉永小百合を、僕がおばあちゃんにしていいのか。悩んだ揚げ句の果てに」。
本人に相談したことを明かし、「もちろんです」と快諾を得たと説明していた。ところが、この直後、ちょっとした“事件”は起きた。
吉永の口から「早まったかな」と葛藤をにじませる言葉が飛び出した。もう映画は出来上がっているというのに、だ。このときのやり取りを改めて聞いてみた。
「山田監督が『孫がいるってどうですか?』っておっしゃって。『いいですよ』と確かに即答しちゃったんですね。その後、考えて、うっっ、ちょっと…となって。孫は孫でも、いろんな孫がいるじゃないですか?生まれたての孫からね。監督が考えていたのが、大学生の孫で。この年齢でね、孫のいない役っていうのも変なのかもしれないし。でも大学生って相当大きいじゃないですか」
大衆は残酷だ。いわゆるスターと呼ばれる人には永遠に美しくあってほしいと願う。一方で演じる役ではリアリティーを求めようとする。
しかし、そもそも「おばあちゃん」という言葉の響き、与えるイメージにも問題がある。腰が曲がり、顔はシワだらけ…のような。しかし、人生100年時代のいま、おばあちゃん像も大きく変わっている。
「どうしても私の場合、サッサッサと動きが速くなる。アドリブ的に『どっこいしょ』と入れたりしましたが」と苦労を語る。しかし、映画を見ると違和感はない。
吉永演じる主人公・福江が孫(永野芽郁)に対して母と祖母も兼ねるような存在。「おばあちゃん」というより、グランドマザーの口語「グランマ」が似合いそうだ。
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— 映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 全国公開 (@konnichihakasan) April 27, 2023
⠀⠀˗ˋˏ 特 報 解 禁ˎˊ˗
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全国のお母さん、
⠀⠀⠀あなたの出番です。#こんにちは母さん 9.1公開🎇#山田洋次 監督#吉永小百合 #大泉洋 pic.twitter.com/kp02GdZdxB
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— 映画『こんにちは、母さん』9月1日(金) 全国公開 (@konnichihakasan) May 13, 2023
⠀本日は #母の日
⠀⠀˗ˋˏ 本 予 告 解 禁ˎˊ˗
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ー下町で自分らしく生きる母
ー仕事も家庭も上手くいかない息子
ー自分の将来に悩む孫娘
いまを生きる、
等身大の家族の物語。#こんにちは母さん 9.1公開🎇#山田洋次 監督#吉永小百合 #大泉洋 #永野芽郁 pic.twitter.com/EiOxQt22rr
この話題にネットでは
「初なんだ意外」
「どう考えてもおばあちゃんの歳やん」
「いつまでお母さん役やるんだ!もう祖母の年齢だろって思ってたら息子の年齢引き上げててちょっと笑った」
「ずっと若い役をしてきたもんだから、本人はおばあちゃんなのにおばあちゃんを演じた事がないっていうねじれが生じてしまったわけだね」
「お上品なお婆さん役めっちゃ似合うだろうに。忖度で今までなかったんだ」
「二宮との映画で二宮のお母さん役をやっていたのはめちゃくちゃ違和感があった」
「仲村トオルと恋人役でキスシーンがあったけど、お母さんと息子がキスしてるのを見ているみたいな感覚になった」
「吉永小百合って大事にされすぎてきてそのままおばあちゃんになってしまった感があって、なんて言うんだろ中身は浮世離れしたおばあちゃんって感じ」
「絶対悪役やらない、女版木村拓哉」
「キムタク何回か悪役やってるやん」
「小百合さんは「天国の駅」で殺人犯役をやってるよ。キムタクも犯人役やったし」
「木村拓哉は視聴率や興行収入が悪ければ叩かれるが、吉永小百合は数字のことは一切言われない、何の報道もない。それは吉永小百合のファンに権力者が多いから」
「そもそも婆さんが「婆さん」役するだけでなんでこんな記事が出るのか。薄気味悪い」
「78歳で「わたしがおばあちゃん役~!!」ってちょっとイタすぎる」
「しかも、わたしの場合動きが早すぎるからわざとヨッコイショとか入れてとか言ってるからまだまだ受け入れ難いんだろな」
「前の映画は誕生日が3日しか違わない田中泯さんをお父さん役にしてたけど流石に無理だよ」
「自分を客観的に見ることの大切さを学んだ」
という声も。