(以下引用)
――その気になれば結婚できるのでは?
今田耕司: 誰でもいいとなったら、もしかすると結婚できるんじゃないかとも思います。けれど実際、好きにならないといけないから、これは難しい。(中略)すごく結婚したいという気持ちと、独身でもいいかという気持ちが行ったり来たり、せめぎ合っている。
だからいままで結婚しなかったというか、年齢がいけばいくほどそんな傾向が強くなってしまったのかもしれません。「若いときに勢いで結婚」というのはありますが、本当に大事かもしれませんね。
でも、勢いないですからね、僕は。むちゃくちゃ吟味して、粗探しみたいなことをしている。だからマイナスなことを探しては、自分を納得させているっていうか。
プラスのこと考えていったほうが絶対に楽しいはずなんですけど、そっちがまだマイナスに負けちゃうんですよね。「結婚すると、もう夜に自由に外出できないのか」とか、そんなマイナスポイントをどんどん自分で貯めていっているような気がします。
(中略)
――特に若い人のなかには「結婚と子育てはリスク」と考える人がいますが、それについてはどう思われますか。
今田耕司: みんな外に出たとき、「めっちゃ幸せ」「家族が最高」なんてめったに言わないじゃないですか、たとえそうであっても。マイナス面や自虐的な話をしたりして、その場が盛り上がったら、「俺も俺も」と家庭の不満をとりあえず口にする。
普段の生活では“9が幸せ”なのに、“1の不満”を探して酒のつまみにしているだけ。本当はもっと楽しいことがたくさんあるけど、お酒を飲んでいるときに自分の家庭の楽しいことばっかり言っても「自慢か」って言われるし、しょうがないからマイナス面を言う。
しかし独身の男の子なんか、それに騙されているんじゃないかな。たぶん結婚したらいいことがいっぱいあるぞ、僕はそう思います。
【今田耕司 結婚したいのにできない】https://t.co/a9smQAnIse
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 7, 2023
この話題にネットでは
「今田耕司さんが 「独身男子は酒の席で聞く家庭の愚痴に騙されている」って発言、 その通りだと思う。 なんだかんだいって結婚は、自分以外の他人に一生のパートナーとして選ばれたという最高の承認欲求を満たす」
「一般論としてみんな外に出たとき、「めっちゃ幸せ」~の下りはマジだと思う。鵜呑みにしてるのは弱者の愚行だwこの人の場合はパワー独身だけどもwww」
「今田耕司さんの「飲み会で家庭の愚痴を(わざわざ探して)言い合う」っていうのすごく共感するなー」
「今田はさすが言語化が上手い」
「「だまされてる」ってのもその通りだと思うし、同時に「いいわけ」にしてる部分もあるんじゃないかな?」
「「家庭の愚痴に騙されている」とあるが、幸せな家庭像に騙されて不幸な結婚生活を送っている人もとても多いが」
「私の周りは「家庭の愚痴」話す人いないなぁ。レジャーや子どもの習い事とかポジティブな話題が多い。そもそも、そんなに愚痴ある?」
「プラスのこと考えていったほうが絶対に楽しいはずなんですけど、そっちがまだマイナスに負けちゃうんですよね が刺さる」
「共感しかないよ今田耕司…。恋愛&結婚て好きな人に好きになってもらわなアカンし、好きじゃない人にいくら好かれてもどうしようもないし、タイミングが合わなければそこで終了。そもそも大して面白くもないゲームだから「まぁいいか」になって積みゲーになる」
「俺も無意識にマイナスポイントとかで換算しているのかなぁ…色々考えさせられる」
「「責任を取りきれる目処が…途方もなく目処が立たない」からかなー。 むしろ責務が重すぎて、メリットが消し飛ぶ感」
「今田耕司と同じ構造で結婚できない人なんてほんの一握りだろと思ったけど、男女お互いに自分よりちょい上を求めるからマッチしないという意味では、普遍的な話なのかも」
「今田耕司、結婚できないっていうより結婚に向いてない人じゃないかなって思うんよな」
「今田耕司がそうかどうかは別として、「結婚したいのに出来ない」と言う言葉はどこか他人のせいにしているように聞こえる。自分を変えたら割と行けるってのが私の持論」
「別に結婚しなくてもいいやん しなきゃいけないって社会の風潮はよくないよ」
という声も。