(以下引用)
相談者:44歳男性・会社員(妻、娘12歳)
春から中学に進学した娘が、美容整形に興味津々です。先日誕生日だったので何が欲しいかと聞いたら「永久脱毛」と言われました。さらに、日々SNSできれいに加工された女のコたちの写真ばかり見ているからか、鼻の形がブスだから整形したいとスマホで調べまくっています。
「親からもらった体なのに」といった考えはありませんし、どうしてもコンプレックスがあるなら、成人して自分でお金を貯めてやるなら好きにすればいいと思います。しかし、10代前半から(むしろ思春期のこの年齢だからこそ興味を持ってしまうのかもしれませんが)容姿のことが最優先になってしまう娘の志向が心配です。
■哲夫のアンサー
10代前半の女のコが美に興味を持つのは正常な営みでしょうから、その点はご安心ください。個人的な標語では、整形より化粧のほうがお得でもっとかわいくなれるよ、というものがあります。
(中略)
名曲は名曲であり続けますが、やがて売り上げは下がります。それが諸行無常の理です。あんなに時代を席巻したMDも、今は多用する人を見かけません。やはり諸行無常です。全ては移ろいゆきます。美貌もそうです。整形によって作られた美貌もそうです。やがて古びていきます。
化粧はどうでしょうか。化粧品は使ったら減り、いつかはなくなります。諸行無常です。化粧の仕方はどうでしょうか。こちらもブームがあります。いつまでもお立ち台ギャルのメイクの人はいません。
時とともに流行りは廃れていきます。ただ、廃れたらまた別の新しいブームがやってきます。化粧なら、そんな別の流行りに移行できます。
ということで、まずは休日のお化粧を娘さんに教えてあげてはいかがでしょうか。学校での集団生活に迷惑をかけないなら、少なからず大人の世界を子どもにのぞかせてあげるのは重要だと考えています。
「整形したい」と言い出した中1の娘に何と言うべき?塾経営の笑い飯・哲夫の意外な答え https://t.co/MuKzxHbRuu
— 週刊SPA!・日刊SPA! (@weekly_SPA) June 9, 2023
この話題にネットでは
「これはいい回答」
「そうそう。中1ならまだまだ顔も変わるからね」
「現実的な回答だね。あなたはそのままで可愛いのよって嘘だもんね」
「だからといって親が、お前は可愛いと言ってあげないと誰が言うの?他人は傷つけてくるけど親は味方になってあげなよ」
「親にとっての可愛いと美醜はまったく違うものだもんね。どんなに親にとって可愛くても、子供が社会で生きづらかったらなんの意味もない」
「親から肯定されることは子どもにとって大事だよ。海外の人たちが自己肯定感高いのは親から褒められて育つから。アジア人の親は子どもに愛を与えるんじゃなく、子どもに言葉の暴力を与えてるってアメリカでネタにされてるもんね。だから自己肯定感が低くて卑屈な人が多い」
「いろんな人がいるように顔もその人の個性だと思います。自分は可愛くないと思ってたけど他の人からは可愛いと言われたり、いろんな価値観があるからそのままでいて欲しいです」
「こういう考えが浸透してほしいね。みんな同じ顔に憧れてさ、一重だって、低い鼻だって可愛いよ」
「めっちゃ良い回答だけど、鼻って化粧じゃ隠しきれんくない?」
「若いときなんていくらでも顔つき変わるよね。安易に整形は勧めたくないよね親としては」
「語弊があるけど、中学生ってちょっとブスになる時期だよね。子供の可愛さが失われてきてるのに大人の美しさはまだ、みたいな」
「まず似合う髪型、服装、美しい言葉遣い、仕草」
「カズレーザーもいいこと言ってたな。言葉遣いは無料でできるオシャレ」
「脱毛はさせてあげたらいい。肌を傷つけるよりいいからね 縮毛矯正とかも」
「満点の答えやん。顔にも流行りがあるし」
「人と比べたことからやって得たものはやがて自分を蝕む」
という声も。