(以下引用)
雑誌『BIG tomorrow』’03年3月号で、笑瓶さんがこう語っている。
《新聞の片隅に訃報・笑福亭笑瓶って出たときに「ああ、あのメガネが死によった」って。そう言ってくれる人が多ければ、うれしい。
そんな話していたら、浜ちゃんが「にいやんは黄色いメガネかけとかんと、にいやんやない。だから、にいやんが先に逝ったら、棺桶開けて黄色いメガネかけさすからなー」って言うてくれてね。
「悲しいこと言うなや」と応えつつも、ある部分、うれしいことでしたよ。芸人として。死んだ後にもキャラが残るというのは、ね。》
(中略)
お別れ会の場で約束は果たされたようだ。4月2日に放送されたラジオ番組『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送)で笑瓶さんの師匠である笑福亭鶴瓶(71)が、こう証言していた。
「(笑瓶さんの)棺の中に、オレが行った時はメガネかけてなかったんですよ。黄色の。で、あるとき次行ったら、黄色のメガネかけてるんですよね。『誰、かけさせたんやろ』とずっと思ってたんです。奥さんでもない、(弟子の)笑助でもない、と。
そしたらダウンタウンの浜田がすーっと寄ってきて、俺聞いてないよ。『笑瓶にメガネかけさせたん、僕ですねん』って言うて。『お前か!』って…」
【 浜田雅功 笑瓶さんと20年前の約束実現「棺桶開けて黄色いメガネかけさせる」】https://t.co/2gVaff9GH0
— 女性自身【公式・光文社】 (@jisinjp) April 4, 2023
棺の中に、オレが行った時はメガネかけてなかったんですよ。黄色の。で、あるとき次行ったら、黄色のメガネかけて……#浜田雅功 #笑福亭笑瓶さん #約束 #女性自身[@jisinjp]
この話題にネットでは
「浜ちゃんって、繊細な気遣いするよね」
「笑瓶にーやん 喜んでると思うわ」
「浜ちゃん、さすがだ。大切なとこ、はずさん人だなあ」
「そういう約束をした人が実際に亡くなる年代になっちゃったのが切ないわ。今の日本の寿命からすると笑瓶さんは早すぎるけど」
「志村けん、梅宮辰夫、渡辺徹、笑福亭笑瓶、坂本龍一・・・近年、ダウンタウンと親交のあった方々が亡くなってつらいだろうね」
「結構な有名人が若くてし、という感じが多いよね」
「めちゃイケかな?何かの番組に浜ちゃんが出てた時、フジテレビの廊下の向こうに先輩が通りかかったのか、それまで笑ってた浜ちゃんがビシッと真面目な表情になって「おはようございます!!」って挨拶したの。それが笑瓶さんだったんだよね。未だに覚えてる」
「吉本の伝説の1日の裏側をアマゾンプライムで見たんだけどさんまさんに深々と頭下げて「お兄さん今日はありがとうございました」って言ってたわ。すごく裏では丁寧な先輩をたてる人なんだなって思った」
「松本の父親が亡くなった時も1人でお線香あげにいったり律儀だよね」
「浜ちゃんのご両親はテレビに出たくないから、その分松本一家に負担かけて申し訳なかったって号泣したって、松ちゃんがおかんから聞いたってね」
「芸人さんが芸人さんを送る時のエピソードって独特の切なさがあるわ。慕ってたんだろうなぁ」
という声も。