(以下引用)
中でも印象的だったのが、30年以上前にジュニアだったハヤシ氏(仮名)の告白だ。
時折、声を詰まらせながら、彼は初めて合宿所を訪れた日にジャニー氏に夜通しマッサージをされ、別の日にはジャニー氏から、「口でされた」とも明かした。また他のジュニアからは「これを我慢しないと売れないから」と言われたという。
番組には週刊文春の記者も出演している。というのも、日本のメディアが沈黙を続ける中、この問題を唯一正面から取り上げたのが1999年10月から14週にわたって展開した小誌のキャンペーン報道だったからである。
一連の記事で、最も深刻な問題として告発したのが、ジャニー氏による性的虐待だった。「ユー、今日ウチへ来る?」との誘い文句で少年たちを“合宿所”や、滞在するホテルの部屋に招き、行為を繰り返していたのだ。
キャンペーン開始後の1999年11月、ジャニー氏と事務所は、小社・文藝春秋に対し名誉毀損の損害賠償を求めて提訴。審理では、ジャニー氏本人や記事で証言した少年2人も出廷した。
2002年3月の東京地裁判決は少年らの供述の信用性を認めず、小誌が敗訴。メディアはその事実を大きく取り上げた。だが東京高裁では状況が一転。(中略)その後、ジャニーズ側は最高裁に上告したが、2004年2月に上告棄却。高裁判決が確定した。
司法によって認められた、日本で最大の売り上げを誇る芸能事務所のトップによる性加害の実態。だが、一審判決を扱ったスポーツ紙らは、掌を返したように一切触れず、全国紙も朝日と毎日が小さく報じたのみ。
テレビは言うに及ばず、広告業界も何事もなかったかのように、ジャニーズ事務所のタレントの起用を続けた。
(中略)
ジャニー氏が社会的に弾劾されることはなかった。それはジャニー氏に“生き方を改める必要はない”と思わせたのだろうか。彼は判決後も再び同じ過ちを続けていた。それが今回のBBCの取材で明らかとなっている――。
「これを我慢しないと売れないから」英BBCが報じたジャニー喜多川氏の性加害 元ジャニーズJr.が顔出しで衝撃告白#文春オンラインhttps://t.co/UmFpdh6vN5
— 文春オンライン (@bunshun_online) March 8, 2023
https://t.co/Ca9oqEurJy
— まりすさん(Mariss sann) (@affettuoso004) March 8, 2023
BBCのジャニー喜多川についての報道。
日本語訳で約3分。本編は1時間。 pic.twitter.com/BLsylO8QaL
#男性の性被害
— hiyokosan (@hiyokosan333) March 8, 2023
BBC、故ジャニー喜多川氏の加害について取材 言葉を詰まらせる元ジュニア https://t.co/DBtIcQkOMk @YouTubeより pic.twitter.com/h6SQQ2NSXG
プレゼンターのモビーンは数々の受賞歴のあるジャーナリストで、ゲイのムスリムという複雑な背景を持ちLGBTQや性的搾取に関する作品も複数制作。この作品もその一環と考えられる。
— Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 (@midoriSW19) March 8, 2023
ところで『性の捕食者ジャニー喜多川』はワタシが付けた題だからコレでBBCを叩かないように。https://t.co/HuV71JTFwS pic.twitter.com/a19zcoJFrP
この話題にネットでは
「ハヤシさんは我慢したのに売れなかったのか」
「売れてたら我慢して公表しなかったのでは」
「今まで売れてた人達も被害にあったのかな…」
「ジャニタレがジャニーさんのこと凄く慕ってるのも闇だと思う。もう感覚がおかしくなってんだなと」
「ジャニヲタじゃなくてもこれは衝撃だわ」
「とことん報道したほうがいいと思う。日本のメディアは亡くなってからジャニーさんを聖人化しすぎ」
「ジャニーズという事務所だけの問題じゃなく、日本のマスコミ、広告業界、テレビ業界全体の問題ってことだね」
「わかってるよね?って感じでまかり通っちゃってるんだろうね」
「亡くならないと言えなかったのか。闇を感じる」
「元首相界隈と同じだね。亡くなってから出るわ出るわで」
「今の方が健全な事務所になってそうだね」
「見て見ぬふりしてきた社員がいっぱいいるでしょうよ」
「なんかまだまだ闇がありそう」
という声も。