(以下引用)
「『こやや』の塾代は最高でも月1万6000円。大阪市では塾代助成カードというのがあり、それを使うと月1万円までは市が出してくれる。コースによっては無料で学ぶこともできます」
親の経済力の差が学力の差となり、それが日本の行く末を揺るがしかねないと憂う。
「僕らの頃はベビーブームで子供が多く、授業料が安くても儲かってた。今は少子化で授業料を上げないと儲からない、だから、ある程度高くなるのはやむを得ない。でも、そうなるとお金持ちしか塾に行けなくなる。
貧乏人用というわけじゃないけど、さまざまな層が通える塾が必要だと思ったんです。お金持ちも中流も貧乏も、全ての層が勉強して、全体で上げていければ最高じゃないですか」
哲夫氏自身も「上流家庭の育ちではない」と語る。
「ウチの父は工場勤務。毎日、ペンキまみれで帰ってきてました。お金で言うとたぶん中流以下ですよ。それでもある程度の偏差値の学校に行けたのは運良く環境に恵まれてたから。
小さい頃に祖母がブロックを買ってくれたんです。説明書がなかったから勝手にいろんなもん作ってたら、祖母が『賢いなー』と褒めてくれるんですね。それが楽しくて頑張るわけです。おかげで想像力がついた。
僕は人間には想像力が一番大事だと思ってます。想像力があるから“自分の目標とする高校に行くためには、中1のときにこれだけ成績を上げないとあかんな”とかがわかる。目標のために今なにをすべきかが逆算してわかるんです。
そういう想像力を鍛える教え方も『こやや』ではしています。ウチはあまりお金がなかったけど、僕はええ学校に行けた。そういう自負があるから、子供たちのためになにかできることはないかなって考える頭になってるんです」
(中略)
激安塾は単なる慈善事業ではない。運営することでお金以外の“儲け”があると哲夫氏は語る。
「僕だってお金儲けは大好きです。だから吉本興業に所属して稼がせてもらってる。でも、その稼いだお金以上に、子供たちが賢くなっていくことが自分たちの財産になっていくと思ってるんです。賢い子がいれば温暖化を止めるような装置を開発してくれるかもしれませんから。
自分だけがいいんじゃダメですよ。よりよい地球を子孫たちに残していかないと。だから賢い子孫をつくる投資をしてるんです。子供が豊かな才能を養っていけることが、僕ら大人にとってはなによりの“資産”だと思うんです」
【笑い飯哲夫 低料金の塾始めた思い】https://t.co/C7RzQIy4gR
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 4, 2023
この話題にネットでは
「すげーな👏」
「いい話だ! 本当に塾高くて、なかなか行かせられないよね。中学受験なんて夢のまた夢!」
「塾って本当に高いもんね」
「哲夫の株爆上がりだった! 義務教育って割に、教育に差があるの、まずはここから支援しないのかなーって思ってしまう。子供は親も生活も選べない」
「笑い飯の哲夫さんが塾経営していただなんて、知らなかったなぁ」
「いい話だなー😌 Twitterでお金配りという名目でフォロワー増やしたり個人情報抜くタイプの人に見習ってほしいわー」
「考え方がすごく素敵な人だなぁ。塾、あちこちに作って欲しい〜」
「補助金一万…無料はちょっと違わない?大阪市がすごいのでは」
「でも補助金ありきの値段を提示してる塾の方が多いよ。補助金内で収まるところはあまりないかな」
「この方の志はすごいと思うんだけど、学費が安い塾で仕事してた時、本当にレベルの低い親に苦しめられた。めちゃくちゃ文句つけてきた上に学費踏み倒されたり、安い金額なのに過剰なサービスもとめられたり、いい思い出がない。今は学費それなりに高めの塾で仕事してるけど踏み倒しなんか10年に1.2回とか。常識的な保護者が多くて変なクレームもない」
「値段がそのまま客層につながるからね。同じ人間でも高いとかしこまって安いと横柄になる者もいる」
「親の口出しは高額の方がキツイよ。安かったら「お願いします」だと思う」
「たぶんそれ込みで運営もしてると思うわ」
「学びたい子供が学べる環境与える場所があるのはいいと思う。ただ子供食堂みたいに、ありがたいと思わずたかる親見るとモヤモヤするけど子供に罪はないもんな…」
「実践するバイタリティーすごいな」
「この様な塾が増えますように。学ぶのは平等であって欲しい」
「素晴らしい!「子供の豊かな才能を養っていける事が大人の資産」これは名言だな」
「いい記事。「お金持ちも中流も貧乏も、全ての層が勉強して、全体で上げていければ最高じゃないですか」 と言う哲夫さんは視野が広い。本来それが学校の役割なんやけどね」
という声も。