(以下引用)
これまでの活動をさかのぼるといくつもの“物証”がありました。
彼がカバー曲を演奏する自宅の部屋にはサイババらしき写真が飾られており、ファーストアルバム『HELP EVER HURT NEVER』、セカンドアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』はいずれもサイババの言葉を引用したものです。
TikTok(GQ JAPAN公式。未来の音を生み出すミュージシャンたちの一人として選出)の動画でも“サマスターローカースキノーバヴァントゥ”(世界中の生きとし生けるものが幸せで自由であれ)という教えからくる、彼がお気に入りだというマントラを唱えていました。
@gqjapan 藤井風(日本)──世界中の『GQ』が選んだ、未来の音を生み出すミュージシャンたち。 #soundsfromthefuture #gq #gqmagazine #藤井風 #fujiikaze ♬ オリジナル楽曲 - GQ JAPAN
ウワサはSNSを中心に昨年11月頃から広まっていましたが、このたび『週刊文春』(2023年1月19日号)が記事を掲載し、より多くの人の知るところとなったのです。
どのような思想信条を抱こうが個人の自由であることは言うまでもありません。一方で懸念されているのはサイババと明記されずに教えが曲になっていることが“ステルス布教”につながるのではないかという点です。そのカリスマ性ゆえに、藤井風の言葉だと信じたままサイババの信者になってしまう可能性があるのですね。
(中略)
『週刊文春』の取材に応じた藤井風のレコード会社「HEHNレコード」の河津知典社長は、「サイババのことを隠しているわけではありません。言う必要がないから言っていないだけです」(『週刊文春』2023年1月19日号「紅白歌手藤井風(25)が“伝道”するサイババの教え」より)と語っていますが、果たしてこの説明に納得する人がどれだけいるでしょうか?
アルバムタイトルが他人の言葉であったことを知ったファンは衝撃を受けました。そこだけを取っても「言う必要がないから言っていない」という説明は通用しないはずです。
藤井風自身の“どうしたら人の信仰や精神性に口出しできるのか”という反論も、サイババ信仰が作品に反映されていなかったら全くその通り。個人の自由です。
しかし、アルバムタイトルや歌詞で一言一句違わず具体的に引用している以上、その言い分は通りません。他者のメッセージであることを隠して自身のブランドイメージを確立するのはマナー違反だからです。
藤井風が音楽活動でサイババを“隠れ布教”。宗教の影響を明らかにしたミュージシャンもいるのに https://t.co/SifGyh47U8
— 女子SPA! (@joshispa) January 12, 2023
人気歌手 藤井風さん、インドのスピリチュアル宗教家『サイババ』を密かに信奉
— 滝沢ガレソ🪚 (@takigare3) January 4, 2023
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アルバム名や歌詞等にサイババの教えを散りばめる
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一部の藤井風ファンが「宗教性を歌に“密かに”入れないで!他宗教に触れてはいけない人もいる」と反発
↓
藤井さんがインスタで反論
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さらに話がこじれる(今ここ) pic.twitter.com/BSLDtq4Xxp
#藤井風Instagramストーリー
— きゅん (@kyun_kyun99) December 30, 2022
みんな藤井風個人の信仰の自由は認めてるのよ。いま批判されてるのは、藤井風サイドがそれと明示せずに特定の宗教の教義(サイババの教えそのままのスローガン)を作品表現に込めることで、それと知らずに受容してしまうリスナー側の信仰の自由が阻害されうることなのよ…。 pic.twitter.com/wYIvUS9UHa
藤井風サイババ信仰問題。最初は「そんなの藤井の勝手じゃん。嫌なら聞くな」で終わりだと思っていたけどどうもこういう状況になっているらしい。
— 🐺 (@romasaga_1234) January 14, 2023
これはいかんでしょ。ちゃんと自分の信仰とそれに基づいたグッズであることを表明しないとマズいんじゃない?#藤井風 pic.twitter.com/PcqrYYiGe6
藤井風とサイババ、アルバム「HELP EVER HURT NEVER」と「LOVE ALL SERVE ALL」が、サイババの「教え」からの引用で、サイババグッズのショップが売り出した、その文言をプリントしたトートバッグをファンが購入して、それだけが売り切れになっているという流れ、なかなか……https://t.co/JqnYweJCIV pic.twitter.com/eynmAaUY3p
— おなか (@HNamachiri) November 25, 2022
この話題にネットでは
「アルバムのタイトル、お父さんに言われた言葉みたいに聞いてて素敵な親子だなってずっと思ってた笑」
「ていうかお父さんもサイババ信仰してるんだと思う。藤井風が生まれる前にインドに祝福受けにいって2歳の時にお礼参り(?)しにもっかいインド行ったみたいだよ」
「人に愛を持って接しましょう的な感じじゃないの?何がダメなの?そこらへんのスピリチュアルな人たちだってみんなそういうよ」
「どういう宗教かじゃなく、隠して布教してるから批判されてんでしょ?」
「死ぬのがいいわ 紅白で初めて聴いたけど違和感あった。連呼してるとこが特に」
「藤井風の曲は好きだけど、だからってサイババを好きにはならないw」
「藤井風が信仰してるから私もってなる人は依存しやすいだけだから、サイババ云々ではなく元々そういう人。遅かれ早かれ何かしらの宗教とか霊感商法に引っかかると思う」
「逆にこの件知ってから藤井風の曲を今まで通り素直に聴けるかと言われたら難しい。サイババがちらついちゃう」
「こういうのが記事になるようになっちゃったんだね。曲はすごく好きだから聴き続けたいけど、宗教とかってきくと複雑になってしまう…」
「藤井風が言ってて良い言葉だと思ってたのに、サイババの言葉だったから残念だったてコメントをTwitterで良く見たんだけど、誰が言ったにせよ、その言葉に感銘を受けたことって変わらないよね」
「前からスピ系って言われてオタも見てみぬふりしてる部分あったよね…」
「クラシックのバッハなんて曲のたびに「キリストに捧げる」って書いてあるやん」
「ちゃんとキリスト教って明記してるからなんの問題もなし」
「ここで問題になってるのは「ステルス」布教」
という声も。