(以下引用)
気の抜けた効果音とともに写真店から別の晴れ着姿の女性があらわれる。最初に見かけた女性たちが整った顔立ちで描かれているのとは対照的に、口や鼻の穴が大きく描かれたその女性。見かけたまる子は思わず「げっ、すごいのが出てきたね」と一言。たまちゃんも「うん、すごいね……」と声をひきつらせた。
(中略)
まる子「まぁ、高そうな着物だけどね」
たまちゃん「うん、立派な着物だね」
まる子「似合う似合わないは別としてね」
たまちゃん「うん、それは別だね」
さらに、まる子は「あっちの美人の人が着たら、ものすごく似合うだろうね」とチクリ。佐々木のじいさんが女性に「本当によくお似合いですね、写真もきっと綺麗に撮れているでしょう」と声をかけるのを聞いてからも、「きっと着物の写真“は”綺麗に撮れているだろうね」「着物“は”綺麗だもんね」と、皮肉めいたコメントを続けていた。
その後、場面は変わって神社で出会う新成人の青年の話になっていくが、終盤にはまたその女性が登場。たまちゃんのお父さんが渋々その晴れ着姿をカメラにおさめる、という“ダメ押し”の一幕も描かれた。
この一連の流れに対して、見た目で人間の価値を判断するという“外見至上主義・ルッキズム的”だと、放送直後からネット上で批判的な声が相次いでいるのだ。
ルッキズムに敏感な時代だから炎上しそう#ちびまる子ちゃん pic.twitter.com/bQfn4G56Gg
— とろろ (@rqtn___) January 8, 2023
ちびまる子ちゃんwwww
— 🐟モモちゃん🐟 (@sana37sanaee) January 8, 2023
ブスだからってこんな顔しながら写真撮るとかダメwwww クレームきちゃうょwwww #ちびまる子ちゃん pic.twitter.com/qhP6SZfmHk
#ちびまる子
— 木苺 (@w7pBa8UPS4pkDB) January 8, 2023
成人式
悪意ある内容だった。
まる子とたまちゃんが
着物は立派だったけど、、、
写真館に飾られている着物着た髪の長い娘を見て、
やっぱり着物はこうじゃないと。
そこ、いる? pic.twitter.com/52p6emehg2
この話題にネットでは
「今日のちびまる子ちゃんめちゃめちゃルッキズムで辛辣だった」
「このご時世炎上すると思った🙀💦」
「ちびまる子ちゃんの成人式回チラッと観たけどやっぱり炎上してたのか。私も成人式では綺麗な着物着たけど美人じゃないから「着物は良くても着る人がね〜」みたいなセリフ聞いてちょっと悲しくなった。原作が古いから仕方ないのかな」
「まるちゃん、子供だから仕方ないけどズバズバ言うね」
「容姿格差の現実をわかってる子供だよねw」
「わりと毒舌だよねwwでも子供って残酷なところあるもんね…昔はこういうの放送してたけど、今はもうだめなのか〜」
「ちびまる子ちゃんの成人式の話、嘲笑されてる女の子はみぎわさんとか冬田さんとかみたいに性格にも難ありみたいな感じなのかと思ったら、お礼も言える普通の女の子なのにただただまるちゃんの周りの人にずっと容姿をバカにされててそりゃ普通に炎上するよなと思った」
「まるで、ブスは、晴着を着るなって言ってるみたいだった😭」
「まるちゃんっていつもそんな感じのイメージあるけど」
「ちびまる子ちゃんのルッキズム問題は、大好きだった漫画だからこそ「原作にあるからOK」は違うと思ってる。故人が何十年も前に書いた原作は今の価値観とどうしたってずれるよ。だからこそ今のスタッフが時代に合うよう調整する責任があるんだよ」
「ちびまる子ちゃんのルッキズムのやつ読んだけど、たとえ作品からそういう表現を排除したとしても、現実問題外見での差別は全然存在し続けるから突き詰めて考えるとどこか虚しいとこあるな」
「まるちゃんは元々原作でもブスに厳しいというか「あ~そんな感じだったな」てイメージだけど、たまちゃんも一緒になって貶してたのはショック(;_;)」
という声も。