(以下引用)
「SMAPのいちばん長い日ーー“公開謝罪番組“担当の放送作家が描く崩壊と再生」というサブタイトルのこの小説で、鈴木氏から“SMAP解散の真相”が明らかにされたからだ。
「原稿は小説形式ということですが、実際はフジテレビ系の人気番組『SMAP×SMAP』でのメンバー5人の生謝罪を中心に、その渦中にいた鈴木氏によってSMAP解散騒動がドキュメンタリータッチで描かれています。『SMAP×SMAP』に放送作家として関わっていた鈴木氏が、国民的アイドルSMAP解散騒動の舞台裏を暴露したといっていい内容で、ジャニーズ事務所の対応を批判的に描いています。文体からは鈴木氏の並々ならぬ覚悟のようなものが感じ取れます」(芸能ライター)
(中略)
「鈴木氏の“手記”はSMAPファンだけでなく、副社長だった滝沢やキンプリ退所で揺れているジャニーズファンにも衝撃を与えています。その中身は故・メリー喜多川さんの名誉を傷つけかねないもの、しかもジャニーズの宿敵、文藝春秋の媒体ということで、当然、藤島ジュリー景子社長は鈴木氏に激怒していることでしょう」(前出・芸能ライター)
2016年1月18日放送の「SMAP×SMAP」のメンバーによる生謝罪の中で、草彅剛(48)が「木村(拓哉)君が、ジャニーさん(故・ジャニー喜多川氏)に謝る機会を設けてくれて僕たちは今ここに立ててます」と話すことになったいきさつについても詳述されている。
「当初、別の謝罪シナリオが用意されていたものの、土壇場になって故・メリー喜多川副社長がひっくり返したことにも触れられています。娘のジュリー氏の立場に立てば、『今になってなぜ暴露のような形をとるのか』と激怒するのは当然だと思います」(大手芸能プロダクション幹部)
また、社会学者の古市憲寿さんは鈴木さんの小説「20160118」を読んで「憶測や噂が飛び交ったあの日のこと。みんなが知りたかったあのこと。僕は読んでよかったです。5人への愛の詰まったラブレターのような物語でした」と評しています。
いちど起こったことを取り消せはしないけど、未来につなげることはできる。もう同じ悲しさや切なさを誰も味合わなくて済むように。そんな希望や祈りにも似た読後感が残りました。いわゆる「暴露」とは全然違う、希望の「物語」。映像化して欲しいな。
— 古市憲寿 (@poe1985) December 10, 2022
この話題にネットでは
「遅ればせながら1,364円を出して100周年記念の文藝春秋を購入。鈴木おさむ氏が寄稿した「20160118」を読んだ。とりあえずあの歪だった時間の意味がわかった」
「20160118読みてぇ」
「小説『20160118』読んだ。涙が止まらなかった。やっぱり言わされたんだな。 決して繰り返されてはならない。の文字が切なく響く」
「文藝春秋の小説「20160118」を読んで苦しくてたまりません。 権力者によって強制され、当時さんざん拡散されたSMAPの虚偽のイメージをきちんと訂正する事だけは、マスコミの使命として必ずして欲しいと願ってます」
「徹底した圧力と政治力で押し付けていた物が カリスマ社長死去によりぽろぽろと吹き出していく。鈴木おさむの話が本当なら、「やっと言えそう」となってきたんじゃないだろうか」
「辞めジャニにスターが多い今、 事務所の圧なんか無視して戦ってほしい。 私の事務所のタレント使いたいでしょ?って程のタレントいないでしょ。 頑張れ!テレビ業界」
「鈴木おさむに限った話じゃないけど、個人の語る「真相」は本人目線の思い出話の域を出ないのになぜこんなに支持されるのかわからない。結局人は自分の思いに近い話を真実として受け入れるんだと思うのよね」
「鈴木おさむのSMAP暴露のとか、未だに過去の話で飯食おうとする根性がいやらしいのが何とも鈴木だな、感が」
「遂にj社にまで噛み付いて ジャニオタに持ち上げられてるのかあww 気に食わん目覚ませオタクww」
「文藝春秋の鈴木おさむの小説、読んだ。 みんなの感想はまだ見て無いけれど、これをこのタイミングでなぜ書こうと思ったのか、リスクを冒してまでなぜ発表したのか。やっぱり彼の病状の事を考えてしまう...」
「賛否両論あるみたいだけど、これを出すのはすごい覚悟だと思う」
という声も。