(以下引用)
音楽の聴かれ方は、半世紀の間に変化してきた。サブスクリプションでの配信を解禁しないのか尋ねると、今の時点で山下は「恐らく死ぬまでやらない」と答える。
「だって、表現に携わっていない人間が自由に曲をばらまいて、そのもうけを取ってるんだもの。それはマーケットとしての勝利で、音楽的な勝利と関係ない。本来、音楽はそういうことを考えないで作らなきゃいけないのに」
「売れりゃいいとか、客来ればいいとか、盛り上がってるかとか、それは集団騒擾。音楽は音楽でしかないのに。音楽として何を伝えるか。それがないと、誰のためにやるか、誰に何を伝えたいのかが、自分で分からなくなる。表現というのはあくまで人へと伝えるものなので」
(中略)
「『あれは俺のやりたかったことじゃない』と言って、ヒット曲を歌わない人って多いんですよね。ベストヒット=自分のベストソングじゃないんでしょう。お客さんはそれが聴きたくても、ライブでやってくれない。逆にマニアと呼ばれる人々はヒット曲を嫌う。でも、私は誰が何と言おうと、『クリスマス・イブ』はやめません。夏でもやります。だって、それを聴きに来てくれるお客さんがいるんだもの」
【山下達郎 サブスク解禁一生しない】https://t.co/qUJTIsHfBH
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 11, 2022
この話題にネットでは
「めちゃくちゃかっこいい」
「強いっ😃」
「山下達郎サブスク解禁しないのか🥺」
「サブスクリプションという商売について、その通りだと思う」
「でも、正直サブスクはやって欲しい。今も欲しいCDは買っているが、今すぐにここで聴きたい時にも聴けるようになっていて欲しい」
「私はサブスクが苦手で、CDを買うなんて古い女だと思っていたけど、ライナーノーツにあるアーティストの思いや好きな歌詞を噛みしめたかったから、これで良かったのだと背中を押された気分」
「山下達郎さんがサブスクしない宣言でファンがsugeee!!!!ってなってるけど、そりゃ充分稼がれた方だしなって感想しかない。サブスクは新たな稼ぎ方なんだからさ…」
「サブスクは一生やらない」ってタイトルだけど、本人は利用していて現代のマーケットも理解している。その上で自分のポリシーを貫く。知りもしないで拒絶する老いぼれも、それを老害だと批判するガキも、この人には敵わないでしょ
「めちゃくちゃ深い記事ですごく良かった……… タイトルのサブスク云々が気になって見たけど日々の生活の中で疲弊した若者に優しく背中を押してくれる山下達郎さんのコメントがめちゃくちゃかっこ良い」
とても読み応えのあるインタビューなのに見出しで釣ろうとしているのが丸わかりで悲しい
— 虎 (@vf_pir) June 11, 2022
サブスク云々がこのインタビューの本質ではないでしょう...
個人的にこのあたりの話にしびれた、山下達郎の曲って一生古くさくならないなって常々思っているので https://t.co/Z7JhQWPIqX pic.twitter.com/yIQvO1ksNZ
「山下達郎のサブスク、ずっと待ってたけど無理だろうとは思ってた ご本人がはっきりやらないと言ってくれるならへんな期待をし続けなくて済むから気が楽ではある」
「残念だけど、そうだよなーと思う節もある。井上雄彦さんがスラムダンクの電子書籍化しないのも同じ理由じゃないかな」
「これCDでも同じじゃないの?」
「CDは音楽に携わった人らで作って売って利益を得る。サブスクは携わってない人らも売って利益を得る」
「握手券付けてアルバム売るような戦法とか許せないだろうね」
「あれはCDを売ってるんじゃなくて握手のおまけにCDが付いてきてる」
「この方のファンはCD買う世代だし、今まで十分過ぎるほどCD全盛期に売ったから今更サブスク解禁が必要ないってのもあるよね」
「これから出てくる人は、そもそも聴いてもらう機会を作るのが重要だもんね」
という声も。