西原理恵子の毒親ぶりを娘が告発

主婦の日常生活や子育て描いた漫画「毎日かあさん」の作者・西原理恵子氏の娘が母親の毒親ぶりをネットで告発したことで、ネットでは育児漫画や育児エッセイで子どもをネタにすることの是非を問う議論に発展しているとか。

（以下引用）

不満を漏らしたのは、西原の娘・鴨志田ひよさん。当該のブログは公開後、ほどなくして削除されてしまったが、ひよさんは自分のプライバシーが作中でネタとして使われたことに不満を抱いており、これが話題になるとTwitterには、

「子どもや身内をネタにしたエッセイや漫画やってる人、一度立ち止まって考えた方がいい」

「西原さんの漫画、すごく共感できるところもあって私は好きだったんですが、娘さんにこれだけ影響が出ていると知ってちょっと考えてしまいます」

「プライベートを切り売りして子どもたち大丈夫なのかな、と心配していたことがやっぱり現実になっていたのだなあ」

といった意見が寄せられた。西原ファンの編集者は言う。

「西原はギャンブルを題材にした無頼系の作品、いろいろな場所に行って体験したことを書く体験系の作品、そして身の回りのほのぼのとした日常を描く作品と、複数の作風を使い分けるスタイルで知られていますが、共通しているのは身の回りの人間をそのまま登場させること。アルコール依存症で亡くなったカメラマンの夫・鴨志田穣も作中に再三再四登場し、その失態がことごとくネタにされていました」（週刊誌編集者）

そのような作風の漫画家と結婚すれば、作品でネタにされるのもある程度は納得ずくかもしれない。でも、物心のついていない子どもはまた別の話だ。

しかも、家族を題材にした『毎日かあさん』は売れに売れまくり、手塚治虫文化賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、日本漫画家協会賞など、数々の賞も受賞している。


この話題にネットでは

「毎日かあさんって見たことあるけどアタシんち的なアニメかと思ってた。実は毒親だったって事？」

「もともとは、いいお母さん像とは程遠い人。その時の漫画はそれなりにおもしろかった。お母さんになって、お母さん漫画書いたらなんか受けちゃって、過去の漫画をあまり知らない人から、女子の味方！とか、おもしろいお母さん！とちやほやされた。今、娘の暴露でメッキが剥がれて、毒親って言われてる。って感じかな」

「本当それ。この人自身ご実家における貧困と苦労が立脚点で、そこから全力で抜け出すってことが全ての原動力だったと思う。身内を切り売りすることを止める事は出来なかったろうし、止めるつもりも毛頭無かっただろうなぁ。この人自身が普通は隠すような過去を全部曝け出して表現してきた人だから」

「息子大好き♡娘は敵！のパターン？」

「息子には甘くて娘にはひどい仕打ちするのって、男好きの人に多いイメージ」

「あー　義理の父親も大好きだし、男と相性良いタイプのお母さんよね。同性にキツそう」

「文筆業は身内をネタにしがち」

「椎名誠のエッセイを読みまくってる時期があって息子さんを書いた「岳物語」とかも好きだったけど岳さんも父親と確執があったと知ってショックだったなあ。我が子のことでも親が一方的に書いて世に公表するのって影響大きいわ。特に売れてると」

「子供はあなたのコンテンツじゃない」

「この人はそれでもあんた達も食べさせていくためなのよ！とか言いそうね」

「「家５軒立てた」ってことで母と兄の口を封じ、更に娘には「自分を超えるだけの家を建ててみろ」と圧かける…💦　病むわ～」

「亭主関白親父の「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ」に通ずるものがあるわね。この人の苦労人だから、正しいんだろうなとか思ってしまう」

「子供を発信することが問題なのではなく、子供の理解を得られる関係性を作れなかったこと、「私が泣いて嫌がっても作品に描いた」ことが問題だと思ってる。それが上手くいってる親子も、そうでない親子もいる」

「罪の本質は、育児マンガを描いたことにあるわけじゃないと思うんだよな。元々毒で虐待的に育ててたことが本質で、それをお得意の無頼ぶった芸風でウォッシュしてマンガにしたから、だよなーと思う」

「自分が子供の時の恥ずかしい話、親戚だけならともかく全世界の人間にオープンにされるのは地獄だろうな」

「ウチのオカンもこんな感じだった。その場の話の盛り上がりで、子供のことをネタに話す人だった。泣いて抗議したけど伝わらなかった思い出」

という声も。

西原理恵子｢毎日かあさん｣のレビュー

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