(以下引用)
『VOGUE JAPAN』で《精神分析を長くやることによって、セルフセラピーの意味合いが顕著にでてくるようになった》と語っているが、どんな効果があるのだろうか。
東京精神分析クリニックの精神分析家・小笠原晋也氏は「精神分析は心理カウンセリングと混同されやすいが、別のもの」と言い、こう続ける。
「カウンセリングは“現在の悩み”を尋ねますが、精神分析は無意識の領域を扱います。その場で頭に浮かんできたことを何でも話してもらいます。フロイトが使った用語で自由連想といいます。それに分析家が解釈を添えます」
そうしてその人の苦悩の核心に迫るというのだ。
(中略)
「精神分析を受ける女性は、母親との関係に悩んでいる方が非常に多いんです。精神的に母親からの支配を受けていて自由になれないというケースをよく目にしますね。そして、このコントロールは母親が亡くなっても続くのです。宇多田さんも藤さんとの関係を“いかに清算していくか”ということが、治療の焦点になっていたんだろうと思います」
(中略)
母の期待を肌で感じ、呪縛にとらわれていた宇多田。しかし、精神分析が“解放”に向けてうまく作用しているようだ。
「宇多田さんは’16年9月の音楽番組で『あらゆる現象に母が見えてしまった時期があった』と話していました。しかし、『自分の原点は母なんだから当たり前』と少しずつ心を整理できるようになっていったそうです。その結果、藤さんへの思いを歌った作品『Fantome』を発表。さらに昨年6月にはインスタグラムで『母の写真がやっと飾れるようになった。私の中で母との関係が変わった』と話していました」(前出・音楽関係者)
【宇多田ヒカル 週3回の「精神分析」通いを告白…“母の呪縛”と向き合った9年間の苦悩】https://t.co/56eC22FZBl
— 女性自身【公式・光文社】 (@jisinjp) June 6, 2022
一時期は連絡が途絶えていた藤さんから、急に連絡が来る機会が増えたのは10年前ごろだったという。自身のカウンセリングの……
#宇多田ヒカル #藤圭子さん #女性自身[@jisinjp]
「自分を愛するってどうしたらいいの?」──宇多田ヒカルの思考を辿るインタビュー、全文公開。 @utadahikaru @hikki_staffhttps://t.co/MmGo17mRPs
— VOGUE JAPAN (@voguejp) June 7, 2022
この話題にネットでは
「自死遺族の方は一度専門家に相談してほしい。影響ないわけないんだから」
「おかん自殺はきついよな」
「私もずっと前に一度だけ経験したカウンセリングは違和感と嫌悪感しか残らなかったから、精神分析の方が興味ある」
「精神分析かぁ。これ、受けたい」
「週5で通える財力ええな…」
「お金が無いと精神分析にも掛かれないね」
「精神分析って日本では特殊なケースみたいなイメージが強いからなかなか踏み出せなかった。 マインドフルネスの観点からみると特殊なことではないんだよなーってストンと納得」
「著名人がこうやって発信してくれることはありがたい」
「VOGUE JAPAN 2022年7月号の宇多田ヒカルのインタビューをやっと読めた。 精神分析を9年受けての想いだとか、愛と痛みの関係性についてだとか。面白い」
「VOGUE JAPANの宇多田ヒカルインタビュー良かった。俺も精神分析やってもらいたい。高いんだろうなあ。。 「寂しさや辛いことは、乗り越えなければならない山ではなく、それも一つの心象風景だ」と。良い」
「「精神分析を受ける女性は、母親との関係に悩んでいる方が非常に多い」個人的には心当たりありまくりますね」
「精神分析とか内省ってことが一般紙で読めるのも貴重な気がする」
「何でもそうだけど。当事者じゃないとわからない。日本でもこういうことがしっかり出来るといいのにな」
という声も。