(以下引用)
出生前検査の本来の趣旨は、こんな特徴を持った子が生まれてくるんだよということを知って、親が事前に備えるためだったと思います。
でも現実は、「どうか何事もありませんように」と願ったり、「まさか陽性が出るわけがない」と思ったりしながら受ける人が大半ではないでしょうか。
そして、予想外の結果が出たとき、かつてダウン症の告知を受けた時の私たち夫婦のように、頭が真っ白になる。
これから出生前検査を受けようとする方に知っていただきたいのは、陽性という結果が出たときは、「サヨナラする」かどうかを自分で選ばなければいけないという現実です。
その重みを知ってから受けてほしい。それに尽きます。
出生前検査で陽性、想像している? ダウン症児を育てる奥山佳恵さんhttps://t.co/u4J3gHnZ8V
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) April 19, 2022
知っていただきたいのは、陽性という結果が出たときは、「サヨナラする」かどうかを自分で選ばなければいけないという現実ですーー。
奥山さんは、夫婦の覚悟が問われると言います。 pic.twitter.com/7FDmZo1ARg
この話題にネットでは
「ホントそうなんよね」
「これ凄く良くわかる。予約までしていたけど、陽性って出たとしてもお腹の子と別れられるとは思えなかったのでキャンセルした。めちゃくちゃ悩んだ」
「検査を受けるには事前の知識と覚悟が必要。頭でわかっていても経験者の言葉は重いね」
「判断可能な障害の場合中絶するが他の障害の可能性はある。 それだけの話。 中絶は悪ではないし、誰も責めることはできない。 母親が無理なら無理なんだ。 ここに満面笑顔のダウン症母親もってくるのは卑怯だろう」
「親の気持ちだけではなく、兄弟がいる場合の他の子の人生も考慮して欲しいって思うわ」
「育てやすい、育てにくいももちろん懸念点だろうけど、一般の人は何よりお金の心配をするんだと思う。 その子が大人になってからも支援や何やで親がお金を払う可能性が高いわけだから…」
「あえてしなかった。どんな子が生まれても産む覚悟はあったから」
「私も。陽性が出たところで堕胎することは出来ないと思ったから。もちろん堕胎を責めるつもりは無い!」
「申し訳ないけど、さよならの一択。育てられない」
「検査して陽性だと大抵中絶してるんじゃなかったっけ?」
「奥山さんが言うことよくわかる。追加で、昔の私に教えてあげたいことは、出生前診断で陰性だったからといって、生まれてくる子供に障害がないわけではないということ。結局、私には色々と覚悟が足りなかった」
「NIPT受けました。陽性が出たらお別れすることは、妊娠前から夫婦で決めていました。ハンディキャップを持って生きることはハンディキャップなしで生きるよりも難しいと思っています。それがもし知的障害であれば、子が自ら物事を判断することも困難である可能性が高いです。もし知的障害を持って生まれてくれば、これから年老いて子を守れる機会が減る我々親の心配事も減ることはないと判断しました。優しい世界にばかりフォーカスが当たりますが、そんな世界が少ないから取り上げられるのであって…現実世界では不理解からくる、差別・嫌がらせ・いじめの方が多くあると思います。自分の子をそのリスクに曝すことが怖かったですし、そのすべてからは守りきれないと思っています」
「これは産まない選択した人に石投げるようなことを言う人がいなくなればな…と思う」
「選択肢が増えることはいいことだと思う。今後、ダウン症だけでなく、様々な我が子の疾患を生まれる前に知るようになるだろうから。それでも子育てを選ぶ夫婦が増えてほしい」
という声も。