(以下引用)
山形県の進学校に通っていたというテレビ朝日の田中萌アナウンサーは「周りの大人から見れば“東大以外の大学を受ければいいじゃん”と思うかもしれないがそういうことを考えられないくらいに追い詰められているケースもあると思う。あるいは、“まだ17歳なのに、なぜ絶望したのか”という意見もあるかもしれないが、17歳だからこそ絶望することもあると感じる」とコメント。
「私も“進学校”と呼ばれる高校に通っていたが、“東大、東北大、国公立大の医学部に行かないのはうちの生徒じゃない”みたいな環境で、普段会話する大人も先生くらいという狭い世界だった。だから先輩方が行ったルート以外は成功じゃないと思っていたし、そこから外れそうになった時の恐怖は非常に大きかった。
実際、1浪して私立大学に入った時の私の絶望感、“私の人生終わったな”という感じには結構すさまじいものがあった。私くらいの年齢になれば、何かがあったとしても、“こうやって解決していけばいいな”というのが分かるようになる。でも10代の頃はそうではなかったと思う。当時はその先にはいろんな選択肢があって、職業があって、生き方があって、ということが分からなかった」と声を震わせた。
「すでにエリートなのに」「医師を目指すなら東大じゃなくても」が届かない受験生たち…田中萌アナ「私も1浪した時には絶望した」
— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) January 18, 2022
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この話題にネットでは
「田中アナの言うことは本当によく分かる。進学校あるある」
「親とか教師が東大しかダメって空気ならそうなるだろうな」
「それで病んじゃって死にたいまでは理解できるのだが、共通テストの日に東大行って他人も巻き込もう!になる意味が全くわからない」
「若い頃は思い込みが激しいからね。選択肢は沢山あるのにそれに気がつけない事が多々ある」
「「医者になって多くの人を助けたい」と本当に願い考えているならたとえ浪人しても意思を貫通するはず。「医者になる」だけで、「人を助ける」という目的ではなかったのでは」
「東大理三なんて選ばれし者しか行けないイメージだわ。逆になんで入れると思ったんだろ」
「レールから外れたら終わり。氷河期やコロナでタイミングが悪いと終わり。上の世代がそんな感じだもん。メンタルは人によるけど不安になる子がいても不思議ではないよね」
「進学校も進学塾も進学予備校も「成功ルート」しか見せないし教えないからね。落ちこぼれたら捨て置かれるだけだもん」
「自分みたいに後悔しないようにと、子供に過度の期待を込めて口うるさくしていた時期があります。今でも反省しかないです。幸いグレることもなく育ってくれましたが、子育ては紙一重だと思います」
「結局親が子どもの頃から植え付けた価値観の集大成じゃないの。歪んだエリート意識って」
「進学校に通う子達の周りの大人親も含めてみんな上手な諦め方とかは教えてあげないんだね。挫折した時の立ち直り方とか、東大に受からないなんて死ぬしかないみたいな極端な思考に陥ってしまうような教育ってどうなんだろう?子供たちの人生は学校を卒業してからが本番なのに」
「「逮捕された高校2年の少年が犯行時、「偏差値73の高校からきた。実力はある」と騒いでいたことがわかった」もう惨めで憐れすぎる。17歳で何かを置き去りにして生きてきたんだろうな」
偏差値73はダサくて好き pic.twitter.com/I8AfbKem2I
— ストライプ (@forever_nidone) January 18, 2022