そんなSUGIZOさんに「ミュージシャンという立場で社会的活動や発言をすること」に対して評論家・荻上チキさんがインタビューをしています。
(以下引用)
SUGIZO: ミュージシャンが社会問題に関して発信したり行動したりすることは、僕らの世代ではどちらかというとタブー視されていたんです。今でも「ミュージシャンが政治的なことをやるんじゃない」とよく言われます。僕はアホかと思ってるんですけどね。
そもそも音楽や芸術というのは、何百年も政治や社会のうねりと一緒にあったんです。アーティストが社会構築にかかわることはいたって自然なことで、その意識を作品に込めることは当たり前のことなんです。
それがこの数十年、日本ではタブー視されている。ある意味、本当に重要な部分に触れないように目隠しをされているような状態ですよね。
僕がたまたまミュージシャンなだけで、農家やビジネスマンと同じように自由に発言したり、行動をする権利を持っています。ミュージシャン、表現者だけがそれをやってはいけないと言われる筋合いはないんです。
皆さんと同じように税金を払ってこの国に貢献しているわけで、同じように発言する権利はあります。特に今はSNSが盛んな時代になり、全ての人が発信者になることができます。
昔のようにミュージシャンなど表舞台に立つ特別な立場にいる人間しか発信できない、ということではなくなりました。皆さんと僕は何も変わらないんです。
ミュージシャンは「政治的なことをやるな」と言われてしまうというギタリストのSUGIZOさん(@SUGIZOofficial)。これまで取り組んできた社会的活動についてお話を伺いました。インタビュアーは荻上チキさん(@torakare)です。#ss954 #SUGIZO #荻上チキ #YahooニュースVoicehttps://t.co/1Kozwqr7gj
— Yahoo!ニュース Voice (@YahooNewsVoice) October 15, 2021
この話題にネットでは
「発言するのは自由だけど、その発言を支持するかどうか決める権利は、こちらにもある」
「こいつの思想には賛同できないけど、発信することは良い事だと思うわ。日本人は政治と宗教の話をタブー視し過ぎ」
「その通り。誰にだって社会問題について自由に発言していい。有名人が発信すれば、政治に興味がない人たちも関心を持つこともあるだろうし。ただ、浅い知識でわかったような発言をすれば、世間をミスリードするから気をつけて欲しいと思う」
「山本太郎応援してる人だw」
「別に権利もあるし発信してもいいけど、それに対する反対意見が来た時に、それが「有名人だから」ではなく、「自分の考えに賛同できない人が多いから」だとちゃんと受け止められるかどうかが重要じゃないですかね」
「芸能人の政治的発言はタブーにされがちだよね。事務所やスポンサーの関係とか色々あるのかもしれないけど、同調するかは別として、臆せず発言する人の意見には耳を傾けたい」
「元から発言がダメなんて誰も言ってない!こう言う自分達で勝手に作ったルールで被害者面するから批判されるだけ…」
「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…」
「こういう人の自由に発言させろって要は自分に反論するなっていうだけだからなーそんなの無理なのに」
「反論するなっていうか誹謗中傷するなってことだと思うよ。騒いでる人でちゃんとした反論になってるのを見たことがない。揚げ足取りとか例外を挙げてるだけとか」
「「音楽家が政治的なことをやるな」は無視していいと思うけど、でも音楽家が政治的なものをやってるのは見たくない人が離れていってしまうことを止めることもできないんだよなぁ」
という声も。