作家・林真理子さんが毎週ゲストの素顔に迫る週刊朝日で連載中の「マリコのゲストコレクション」に、今年95歳を迎える脚本家・橋田壽賀子さんが登場し、色々と話をする中で「友達はほんとに欲しくない」と橋田さんが明かしたとか。
(以下引用)
林:「結婚したおかげでホームドラマが書けた」とおっしゃってますね。
橋田:ホームドラマが書けたのは、お姑さんもいたし、小姑さんもいたし、勉強もしたからですけど、「渡る世間は鬼ばかり」で嫁・姑とかいろいろ書けるのは、家族がないからです。だから「私をモデルにした」なんて文句を言われることもないし、どんなことでも書けるんです。
林:ご親戚もいらっしゃらないんですか?
橋田:主人のほうの縁は全部切りました。私のほうは誰もいないです。一人っ子だし。母のほうの人とも、父のほうの人とも付き合ってないです。私は一人がいいんです。何も思い残すことなく死ねるし、「死んじゃイヤ」と言う人もいないし。
林:でも、お友達がいらっしゃるでしょう。石井ふく子さんとか。
橋田:石井さんは、仕事のお友達ですね。私、友達はつくらないんです。電話も、向こうからかかってくるのは受けますけど、こっちから電話かけたことないです。もう誰とも付き合いたくない。面倒くさい。
林:「面倒くさい」って言えたらいいですけど……。
橋田:お友達って何ですか?拝見すると、真理子さんはお友達と一緒にどこかに行ったりなさってますけど、私はベタッとしたのがイヤなんですよね。お友達がいないというのは、すごくさわやかです。
林:そこまで言いきれたら素晴らしいですよ……。
橋田:「それは負け惜しみよ。あなたは友達をつくれる人じゃない。意地が悪いから」ってよく言われますけど、でも、ほんとに欲しくないんです。私は一人っ子だったから、可哀想に思って母がうちに友達を呼ぶんです。お菓子やノートや鉛筆を母がくれるから、みんな寄ってくるんですけど、そうやって母が私を抱え込むのがイヤで、18歳で家を出ちゃって、それからずっと一人で暮らしてきました。誰からもお金をもらわないで、自分で稼いで、日本女子大へも自分のお金で行きましたし、そのあと早稲田も行きました。
(引用元:週刊朝日)
この話題にネットでは
「選んだ孤独は良い孤独って言うしな。本人がいいなら、それで良い」
「95歳なのか。すごい」
「渡る世間は鬼ばかりだもんね」
「ここまでハッキリ言われるとむしろ、清々しくていい。言ってることは間違ってないと思うし。財力あればこそというのもあるけど、戦後を生き抜いた強い心の持ち主だと思います」
「友達いらないって思うようになたのは親にも一因がありそう」
「仕事してるから気は紛れそう。独り身で仕事もしてない状態が何年も続くのとはまた違うんだろうけど」
「こういう人がストレス回避して長生きするんだと思う。だって95歳でしょ すごいわ」
「私も一人が気楽でいいやって思って生きてる。しかし橋田壽賀子レベルだと周りに見守る人いっぱいいるだろうから一般人のぼっちとはきっと違うよね」
「タモさんも言ってたね」
「タモさんは「友達なんかいらないって。どんどん切ってる」って言ってたね」
「人に囲まれたい人はどんどん友達作ってにぎやかに過ごせばいい。ひとりでいるのが好きな人は心ゆくまでひとりの時間を楽しめばいい。ただそれだけなのに「友達いないのはかわいそう」みたいな価値観を押しつけてくる人がいるからおかしくなる」
という声も。