歯に衣着せぬ物言いで雑誌、テレビ等で活躍するコラムニストの勝谷誠彦氏が、週刊SPA!6月2日号の自身の連載「ニュースバカ一代」にて鬱病であることを告白したとか。
日刊SPA!が特別にその回の全文を掲載しています。
(以下引用)
こういう、ごく私的なことについて書くことには躊躇があったが、私は一応、作家のつもりで、作家というものは自分の恥を切り売りすることでいささかの何かのことを社会に還元できるのであると、昔から考えていたものだから、書くことにする。
いや、この病気が恥ということではない。同病の方々のためにまずはそれを言っておく。ただし、それでヨボヨボしていて仕事に齟齬をきたしている自分という存在は恥ずかしいし迷惑をかけてはいる。鬱病になってしまった。こういうことを書けるというのは「病識がある」といって、まだしもいい方なのである。
しかし私は子どものころから北杜夫先生の著作などをずいぶんと読み込んできたので「ああ、これがそうか」とわかるのであって、ごく普通の方々では「調子が悪いな」「気分が落ち込んでいるな」から始まるのではないか。そしてだんだんと辛いことになっていく。そういう人たちに「こういうこともあるのだよ」と伝えたくて、今回の原稿を書いている。
それは「ドスン」とやってきた。昨日寒いのに外で薄着をしていたから風邪をひいた、ならまだ納得がいくが、何ひとつ悪いことはしていないのだ。しかし、突然、寝床から身体が起き上がらなくなった。じわっと立ち上がってなんとか飯を食おうとするがそれも出来ない。
幸いなのはこういう連載があることで、しかしそれも呆然と忘れていてさきほど担当者からのメールがあってこの原稿を書いている。フツーは翌朝に届かなくてようやく焦るのだが、昼過ぎに催促されるというのは、いかに普段にマジメに書いているかだ。
今後の経緯はまたお伝えしていかなくてはいけないが「それほど心配することはない」とまず同病の可能性のある諸氏に言っておきたい。あと「ちゃんと精神科を受診すること」だ。戦争と同じで、敵を知りオノレを知ることがまずは基本なのである。
(引用元 日刊SPA!)
この話題にネットでは
「意外な気もするけど人は見掛けには寄らないという事だ。誰でもうつになる危険ははらんでいるという事かな」
「うつ病になると、日常やってきたことができなくなる。偽うつ病の人は、遊びとか好きなことは元気にできる」
「こういう人でもうつ病になるんか」
「体面気にして隠すことで事態が悪化する。薬で改善することが多い」
「欝の症状なんて誰にでもある。うちに秘めるか、口に出してかまってちゃんになるかの違い」
「うつ病は、甘え。なんだかんだ言っても、世間の大半はそう思っている。自分が患うまでは」
「他人に対して批判、クズとか死ねとか、辛辣な言葉を浴びせているつもりで実はその言葉は自分自身を傷つけているものなのさ。言霊だよ言霊」
「まあ干されて一気に仕事無くなったら鬱になるわなw」
「こいつ、ひきこもりとかニートとかを、甘えるなボケ働けとか散々罵ってきたからな。今更体調悪いんですやる気が出ないですと言われても甘えんなボケ!!」
「職業柄、鬱の告白は大きなマイナスだね。何言っても「この人、鬱だから」で済まされる」
「案外、真面目なんだろうな。いい加減な性格なら鬱にはならん」
という声も。