ダウン症の息子の進路に悩む奥山

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女優でタレントの奥山佳恵さん(43)は、ダウン症の次男・美良生(みらい)君(5)の入学を来春に控えおり、目下の悩みは「どの進路を選ぶか」だとか。そんな奥山さんに朝日新聞が話を聞いています。

(以下引用)

美良生(みらい)を育てながら、理想と現実を感じています。「障害者と健常者、共に生きていこう」「だれもが過ごしやすい世の中に」と語られる一方、現実は6歳で分けられる。

小学校の通常の学級、特別支援学級、特別支援学校のどれかに選別されるところから教育って始まる。「まぜこぜ」の社会をめざすのに、なぜ初めからまぜこぜじゃないんだろう。すごく不思議です。

みんな得意、不得意があって凸凹なのが社会でしょう。じっとしていられない子、勉強ができる子、いろいろいて、支援が必要な子の数だけ先生が増える。子どもも、それぞれが自分にできることを考え、フォローするところはフォローしてクラスができあがっていく。それが私の理想です。

障害児を分ける必要なんてない、どんな子も同じ教室で受け入れたい、という校長先生お二人に縁あって出会いました。ただ、現状はその先生方が講演会を開いているくらい、分け隔てのない教育の間口はまだせまい。始まったばかりなんだなと感じます。

この子と同い年で障害のない友だちがいます。5歳どうしだと障害の有無を意識せずに遊べるんですね。一緒にいるところを見ていたら、その子は美良生のできることを見つけて、2人で楽しそうに遊んでいました。何かができないから付き合えないではなく、できることを探して遊ぶ。まさに、理想の社会がここにあると思いました。

障害のない子たちとも一緒に育ち、成人式で「久しぶり」と再会を喜び合えるような友人に恵まれたらいいなあ、と思います。

小学校の通常の学級に入れるかは、校長先生の考え方次第らしいとも聞きます。少しでも通常の学級の子と交われたらいいと思うけれど、もし、美良生が生きづらくなったら元も子もない。本人が楽しく通えて、笑顔になってくれる道が一番いい。でも、そこの判断がとても難しいですね。

特別支援学校や特別支援学級はサポートが手厚いのがメリット。皆さんの力を借りてこそ、大きく育つ部分があると思うので安心できる。将来、どんなことができるようになるかなど相談にのっていただけるのもありがたい。必要な情報も得やすいでしょうね。

昨年6月ごろ、小学校の支援学級を見学しました。1年生が図工でスタンプを自由に押す授業の間、隣の通常の学級からは「あいうえお」を勉強する声が聞こえました。こんなに違うんだと驚きました。

その日は雨で、歩いて家まで帰りました。途中、アジサイの花がすごくきれいに咲いているのを見つけて、ふと思ったんです。支援学級はお散歩コース、通常の学級は超特急の新幹線かなって。新幹線に乗っていたら気づかないアジサイも、ゆっくり歩いていれば立ち止まって楽しむことができる。お散歩コースはゆっくりだからこそ学べることもある。そこに優劣はないんだって。支援学級に抵抗があるわけではありません。大事なのは、子どもが窮屈さを感じないことだと思います。

美良生も18歳になったら、家を出て自立してもらいたいと思っています。支援は必要かもしれないけれど、人生を自分で切りひらいて楽しんでほしい。社会で生きていく力につながるような学校生活を、と願っています。

(引用元 朝日新聞デジタル)

この話題にネットでは

「うん。区別は必要。本人にとって生きやすい環境が大事だと思う。生きにくいと、学校行くのも嫌になっちゃうからね」

「障害児が一番快適でいられる環境を選ぶべきだろ。「まぜこぜ」で満足が得られるのが親だけということはあってはならない」

「奥山さんの息子さん、ダウン症に見えないね」

「女の子かと思った。可愛いね」

「悲しいけど普通学級だとイジメられる可能性が高いからなぁ…」

「遊ぶ、というところだけに立てば、一緒にできると思います。でも、勉強という小学校の1日のほとんどを費やすものが、知的障害があって理解できないのに一緒の教室におかれたら?じっとしておくことが難しい、色々気が散ってしまう子が、長い間授業をきいていることを強要されたら?「一緒にしない」ということを、今の日本は「厄介払い」と捉えてしまいすぎだと思う。その子に会った対応をする、その専門クラスを用意することのメリットをうまく障害児親に伝えていくべきだと思う」

「私も子供が知的障害があります。軽度だから授業もいまはついていけないこともないですが、まぜこぜの教育が 全ていいわけでもないと思います。確かに分け隔てなくっていうのは理想だけれど それは親のエゴでもあります。普通学級にこだわり対応の仕方など遅れたら、、遊ぶことだけ考えれば子供同士は仲良くやれるれど勉強となると違いますよね。休み時間など 普通学級 特別学級をどちらも解放したり共同で遠足など、交流を深めれば 充分かなぁ」

「分けるも正義。分けないも正義」

「教師の負担が増えるね」

「ダウン症だけじゃない。うちはアスペルガーだけど今高校2年。社会に出て行かなくてはいけない時期が近づいて将来を悲観してしまう。親は先に死んじゃうしどう生きていくのか心配。悩んでいる親は多いと思う」

「専門の先生に教えてもらったほうが本人の力ものびる。なぜまぜこぜを目指すのか?ダウン症や発達障害に知識のない普通の教師をつけても伸びないし他の生徒も困惑する」

「障害を持ってる子でも、生きやすい社会になるといいなぁ」

という声も。



  • 引用元:ガールズちゃんねる
  • 美良生君の画像1
  • 美良生君の画像2
  • 美良生君の画像3
  • 奥山佳恵のブログ


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    みんなのコメント

    名前 : 支援学級の 2017/05/02 04:26
    同級生は林間学校、修学旅行、たまに学級レクの時とか随所随所でうちのクラスと交流していたよ。 そのくらいの交流の方がお互い良い刺激になっていいと思う。 勉強まで、となると学力の差や集中力等で同じクラスでというのは先生も周りの子にも本人にとっても大変じゃないかなあ
    名前 : あ 2017/05/01 15:14
    親が障害のある息子を差別せず健常者と同じようにって普通のクラスに入れて育てて、その息子は大人になってから親を恨んで自殺した話を思い出した。
    名前 : あ 2017/04/30 16:45
    障害持っている子の親は、必ずこういう事言い出すよね。フォローって、あなたの子はされる方で、するのは他人の子ですよ?正しい理想を言ってるようで、図々しいお願いとは思わないのかしら。
    名前 : あ 2017/04/30 13:18
    ついていけない子を無理矢理普通学級に入れても健常児も迷惑だよ。
    名前 : あ 2017/04/30 13:07
    差別じゃなく、子供の障害や能力に合う教育を区別をつけるところは区別すべき。そうじゃないと、教師が手がかかる子供に能力を取られ、他の子能力能力を生かせきれない。
    名前 : なぜ 2017/04/30 13:03
    親が障害を受け入れていないという印象でしか、この記事にはない気がする。もちろん、身体的障害がないのが良いとするこの世の中で、今の子供達はADHDなど発達障害が多数いるなかで、教師の負担も大きくなる。勉強の能力も伸ばして欲しい能力も、何でもごちゃ混ぜの中ではできない。集団教育の在り方を親が理解すべきでは。
    名前 : ん 2017/04/30 10:58
    お散歩コースの例え、いいな。ふとした時のこういう気持ちが、ミライ君の笑顔になるんだろうな。
    名前 : あ 2017/04/30 10:52
    綺麗事にしか聞こえない。その子に合わせた環境を用意するのが一番いい。教師だって養護学校の教師と普通の学校の教師では勉強してきた内容も違うからその子に合った教師に教えてもらう方がいい。
    名前 : あ 2017/04/30 10:12
    親戚にダウン症がいますが、養護学校に通ってましたよ。ですが、隣町に養護学校あって送り迎えが大変だったみたい。学校からバスもでていてバスで通わせたかったが子供が嫌がって12年間、送り迎えを選んだみたいだったけど。今では障害者の社会復帰支援の会社に就職して細かい作業してる見たいです。
    名前 : あ 2017/04/30 09:34
    知り合いの親子は普通学校でついていけず本当に苦労して結局、特別支援学校に行った。最初から将来の為に行けば良かったと言っていたよ。教育が全然違うからね
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